満福山城国寺

宮城県栗原市にある曹洞宗の満福山城国寺のブログです。

大正5年『大日本寺院総覧』における​城国寺の紹介

2024-08-30 18:29:17 | つれづれの一言
曹、三法、満福山、栗原郡花山村に在り。旧と能州總持寺末に属し、羽州黒滝向川寺派にして、竹室良厳和尚開山の地なり。往古、坊沢と称する地に在りて浄泉院と号し、狩野兵庫頭為直の牌寺なりしが、慶長年中、本邑を遠藤式部玄信に賜ふや、当寺亦此地に転じ、玄信の法諡を取て今号に改むといふ。
    堀由蔵編『大日本寺院総覧』明治出版社・大正5年、1856頁

自殺者が4年連続で減少 前年に続き3万人切る

2014-01-16 16:26:28 | つれづれの一言
<自殺者>4年連続で減少…前年に続き3万人切る(毎日新聞)-Yahoo!ニュース

警察庁と内閣府は16日、2013年の自殺者数は前年より663人(2.4%)少ない2万7195人(速報値)だったと発表しました。減少傾向は4年連続で前年に続き3万人を下回っています。

一方、東日本大震災に関連する自殺と判断された人は11月末までの統計で前年1年間を上回る36人となり増加に転じており、内閣府は原因などを分析し、確定値として3月に公表するようです。

多くの要因がある自殺ですが、その減少のために多くの人々が努力しています。その結果の3万人切りです。ただ、人数の総体が問題では無く、やはり、生きにくい社会を、少しでも生きやすいように変えていくことが肝心だと思います。

山吹色が美しいニッコウキスゲ見ごろ 栗原・世界谷地

2011-07-01 10:16:58 | つれづれの一言
山吹色鮮やか ニッコウキスゲ見ごろ 栗原・世界谷地(河北新報)-Yahoo!ニュース

栗駒山(1627メートル)の中腹に広がる湿原「世界谷地」(宮城県栗原市栗駒)では、ニッコウキスゲが見ごろを迎えています。



今年は、例年以上に開花が多いと評判です。

山吹色の群落が湿原一面に広がり、新緑の高原を彩っています。くすんだ梅雨空の下でも鮮やかに咲き誇る花々が、木道を歩く観光客を楽しませてくれます。

ニッコウキスゲは朝に開花し、夕方にしぼむ「一日花」で、ギリギリ今日くらいまでは大丈夫みたいです。

2008年6月の岩手・宮城内陸地震で栗駒山は入山が規制されましたが、昨年のニッコウキスゲの開花シーズンには、世界谷地も見学できるようになりました。

まだご覧になっていない方は、どうぞお急ぎで。

<東日本大震災>百箇日が近付く

2011-06-03 05:23:53 | つれづれの一言
3月11日に発生した「東日本大震災」は大きな被害を、宮城・岩手、そして福島の3県を中心に及ぼし、今もなお、多くの方が避難されています。

詳しいところですが、警察庁のまとめによりますと、6月2日現在、地震・津波によってお亡くなりになった方は1万5327人で、警察に届け出があった行方不明者は8343人となっています。大変な数です。数が最も多いのは宮城県の9158人、次いで岩手県で4516人、福島県で1588人となっています。

さらに、現在も18都道県の2500か所近くの避難所でおよそ10万人が避難生活を送っています。沿岸部を中心に、建物の被害も、全壊と半壊があわせて17万6千戸あまり、一部損壊の建物は30万6千戸を超えるなど、数字かでは一応このようにいわれています。

ただし、被害が大きかった沿岸部に行きますと、この数字では物語れない、何とも言いようの無いその凄まじさに、ただ絶句するばかりです。改めて、亡くなられた皆さまに哀悼の意を表し、未だに避難されている皆さまに衷心よりお見舞い申し上げます。

百箇日(卒哭忌)も、今月中旬(6月18日)に近付いてきました。その時にはまた、心からの御供養を申し上げたいと思います。卒哭忌とは、慟哭を止む日とされていますから、悲しみを乗り越えて日常の生活に帰れ、とはいわれます。実際にはそんな単純な話ではないでしょう。ただただ復興の足取りを確実なものとするのに、どうすれば良いか、その智慧を出し合うだけといえましょう。

昨日夜の宮城県沖の強い地震について

2011-04-08 16:41:06 | つれづれの一言
2011年4月7日午後11時半頃ですが、宮城県沖を震源とするマグニチュード7.4の強い地震があり、当山がある宮城県栗原市は震度6強を観測しています。

ところが、前回の東北地方太平洋沖地震同様、被害は最小限に抑えられ、何とか無事でございます。

各地におられる当山檀信徒、及びその有縁の皆さま、どうぞご安心下さい。

なお、おそらく旧花山村内も大きな被害はなかったものと思いますが、追って分かればまた記事を更新します。

「花山村餓死者続出」はデマです

2011-03-31 07:47:50 | つれづれの一言
ネット上のデマが酷いようですね。

悲劇の連鎖 流言、不安が人を駆り立てる(産経新聞)-Yahoo!ニュース

Twitter上で、花山村には救助が来ないため、乳児や高齢者に餓死者が続出しているという情報が流されたようです。

酷いデマです。

花山村は、ちょっと前から、広域合併しまして、「栗原市花山」になりました。3年前の岩手・宮城内陸地震の被害は、旧村内の地形が変わるほどの甚大さでしたが、今回は全くそんなこともなく、もちろん、電気の回復が遅かったり、ガソリンが地域全体で足りない時期があったことは事実ですが、元々、農村である花山は、食料が足りなくなる事態はないと見ていただいた方が良いと思います。むしろ、都市部でコンビニを冷蔵庫代わりに生きているような人の方が、いざという時は危ないと思いますけれども、如何でしょうか。

花山では各集落の区長さんが1人暮らしの方を連日声かけに行くなどしており、孤独の状況もないように心掛けています。

そして、一部施設には、沿岸部で被災された方を受け容れるように準備を進めていると伝わっているほどです。花山地区は安定しています。さすがに、デマは終息したと信じたいですが、もう少し、落ち着いて、我々の地域の状況を正しく把握していただきたいと思います。

弓取り式で手を使う

2010-03-22 15:12:07 | つれづれの一言
弓取り式でハプニング「震えて」“禁じ手”も(スポーツニッポン) - goo ニュース

結び後の弓取り式で、西三段目50枚目の男女ノ里(高砂部屋)が弓を頭上で回す際に手を滑らせ、弓が土俵外のたまり席へ飛ぶハプニングがあったそうです。

なお、本来、落ちた弓は足の甲に乗せ、跳ね上げて拾う決まりがあります。理由は、手を付くと、相撲では負けになってしまうので、縁起が悪いからです。しかし、男女ノ里は、「震えて足では無理でした」と“禁じ手”の手を使用したそうです。

人は、一度失敗してしまうと、恐縮し、萎縮し、他の場合にも同じ失敗を重ねることがあります。それを乗り越えるには、繰り返しの訓練や、失敗に対する大らかな気持ち、それを持つしかないといえましょう。両方とも、一朝一夕には身に付かない難行であります。