ちかごろの社会科の内容や範囲もひじょうに膨大になっている気がします。
何を勉強するのか、少し抽出しなければ難しいようです。
1 地理にチャレンジ
中学の地理の教科書は300ページあります。1日1ページでは1学年で終わりません。(学校は200日と少しでしょうか)
教科書の前半は地球儀や世界地図にはじまり、世界の各地域のようすを示しています。
こんなのわからん・・・当然ですね。
ところが後半の日本の自分の地域を見ても、あまりピンとこないです。
自分の地域はこんなところ?
つまり、教科書の記述はステレオタイプ(決まり文句的な)なのです。
たとえば「経済的発展を目指す東南アジア」「移民の歴史と多様な民族構成(アメリカ)」などです。
こんな内容、現地の方たちも実感がない、あるいは過去の話と一笑されそうなことが書かれています。でもそれが地域の特徴の記述で正しいとされるのです。
賢い学生はそのことを見抜きながら、そのステレオタイプの文言をテストに反映させるという技術を身につけます。
どうしましょう。
正しいことを拾っていきましょう。
例えば数値で表されたことです。・・・気候図、貿易のグラフ、地形図
あとは用語を拾ってみましょう。・・・華人、二期作、プランテーション、工業団地、ASEAN(東南アジア諸国連合)
このようなものをまとめてみると300ページは不要かと思います。
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