東南アジア
教科書はここから国ごとではなく、地域で理解するよう構成しています。
教科書の範囲(リミット)・・・「ここまで勉強する」のに気づきましょう。
東南アジアとはどの国のこと?と言っても教科書に具体的に書いていません。
重要語にASEAN(東南アジア諸国連合)とあります。でも国名は挙げられていません。枠外の解説では「1967年に発足、2020年には10か国が加盟」とだけ書いています。この認識で良いとします。
でも、気になるので10か国をあげようとしました。
ベトナム、マレーシア、ラオス、カンボジア、タイ、ミャンマー、シンガポール、フィリピン、インドネシア
教科書の地図から読めるのは、この9か国です。
あと一つがわかる人は地理の天才です。
答えはブルネイです。でもここまでは求めていないようです。
さて、東南アジアを分析すると、これまでのように
写真(画像)・・・グラフ・表・・・重要語 と分析してみましょう。
1 マレーシアの街角 民族構成 華人
とあります。つまりマレーシアではマレー系の人ばかりでなく、中国系の人が多く、次にインド系の人がいます。
つぎは
2 プランテーション 養殖エビ (グラフなし) プランテーション 二期作
とあります。東南アジアの産業のようすです。プランテーションはよく出題されますね。「おもに熱帯で見られる大規模農園」とあります。ほかの地域でも大規模の農業がありますが、そのうち違いを見ていきましょう。
さらに
3 日本の自動車メーカーの工場 日本から進出した企業の図 工業団地
東南アジアに日本の企業が1991年に比べて数多くなっています。
最後は
4 スラム 交通渋滞 (グラフなし) スラム
です。解説は農村部の人が工業化で都市へ移住したことによる都市化問題がおきているそうです。
東南アジアの把握はこの4点とASEANということになりそうです。
少し待ってください。教科書だけという前提のときに隅々までと言いました。
実は前の章アジア州の概説の所に宗教の話がありました。
そのグラフのことに触れましたが、東南アジアの国が紹介されました。
タイ 仏教
インドネシア イスラム教
フィリピン キリスト教
このことをくわえてください。つまり、教科書を分析(分解)して、理解を進めていますが、それらを結合する必要もあります。
それは皆さんで自由にやってみると、つまり自分が理解しているところは簡略に、わかりにくいところは重点的に、自分の教科書を作ってみると興味がわくのではないかと思います。
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