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ノリの夢日記――vol.7

2008-10-09 13:17:46 | 旧メンバーブログ
昨日、協力隊としてホンジュラスに行っていた方に
お会いしてきました。

協力隊に関するお話はわずかしか聞けなかったのですが、
それでも、何か得るものがありました。

やってみなければ、わからないことがある。
行ってみて、はじめてわかることが多い、と

協力隊は原則2年間です。

1番辛かったのは、いつですかと聞くと、
生活やリズムに慣れるのに、最初の1ヶ月はきつかったかな。

隊員の人が、よく言われることに、
はじめの1年間が長くて、残りの1年は短いという方が多い。

それも、1年目は自分が具体的に何をどう動いていいのか
わからないために、長く感じる人が多いのではと、
話を聞いた。

1ヶ月ぶりに、看護学部の友達と会い、ご飯を食べました。

いつも明るい友達ですが、珍しく弱気な一言を吐きました。

「実習が3年の後期から、はじまって辛い。
 看護士になれと言われても、今は看護士の道は考えられない。」

現場の厳しさを知って出た言葉がそこにありました。

ノリが、「10年後の自分が何をしているか、1度見てみたい。」
そんな風に言うと、

友達は、「3ヵ月後の自分が無事に実習終えているか、気になる。」と


現在の1歩1歩をゆっくりと上っていくことでしか、
未来は見えてこないのかなと感じる。

1年の頃、よく遊んでいては、
「大学は4年もいらない、3年あれば十分だと」言っていた会話が

3年の今では、
「もう1年しかないんだよな・・・もう1年欲しいよな。」
そんな会話に変わる。

学生という枠の中から、一気に社会人という枠に出ること

端から端まで、広すぎて、どこを目指しても、
壁にはぶつからない気がする。
できること、やりたいこと、やらなければいけないことが

社会に出れば、あちらこちらに散らばっている気がする。

自分は、何を1番に拾っていくのだろうか。

AERA2008.9.29の記事の中で
このような記事があったので紹介をさせていただきます。

小さな笑顔のために

カンボジアに恋した日本人看護士

「とにかく想像がつかないことばかり起きる。でも、生きている実感が
 湧くというのかな。」

勤め先は日米の市民団体が設立したアンコール小児病院。
病児の家庭を回ったり、現地の医療スタッフを育成している。

病院には、毎日300人以上の患者が行列をなす。
道端で暮らし、虐待や労働で傷ついた子供たちや、
親類中から、借金をして数百キロの遠方から野宿を繰り返して
来る親子も少なくない。

元気に退院した女の子の家を、後日訪ねたら、
数日前に亡くなっていたことがわかった。
赤尾さんが、なぜ病院に連れてこなかったか問うと、

祖母がやりきれないようにつぶやいた。

「この子ばかりに、お金をかけられないんです。」

朝日出版から今夏刊行された赤尾さんの奮闘記

「この小さな笑顔のために」には、やりがいと

無力感が交錯する日常が描かれている。

(AERA 2008.9.29より)

日本とカンボジア、それぞれが医療に抱えている問題は違うものの
それぞれが扱う命の重さに違いはない。

今度、本屋さんに行って、「この小さな笑顔のために」を
読んでみようと思う、ノリでした。




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