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Re.1998.10.2

2008-10-02 13:03:58 | 旧メンバーブログ
資生堂が初の企業文化展

120年の「美」と「知」たどる

資生堂が、創業以来120年以上にわたる
企業活動の歩みや21世紀への展望をまとめた

初の企業文化展「美と知のミーム、資生堂展を開く。

新聞広告やポスターの変遷の様子などを
多彩な展示品が、折々の時代の風俗を映し出している。

資生堂は、1872年に日本初の洋風の調剤薬局として
創業した。化粧品を手がけたのは、25年後の97年。
この年、今もあるロングセラーの化粧品が売り出された。

1916年には意匠部を設置。当時の日本代表的なクリエーターを
抱え、アールデコ、アールヌーボーの様式など取り入れながら、

「資生堂スタイル」

ともいわれる独自のデザイン様式を作り上げた。

昨年秋、パリの装飾美術館で、「フランスにおける日本年」の
公式行事として、フランスと日本が影響を与え合った

東西の文化交流をテーマに、社の歩みと日本の女性美の
歴史などを紹介する展覧会を開いた。
1ヶ月間の会期中に、約2万人が訪れた。

この成功を受け、国内でも開くことになった。
 同社は展覧会のタイトルの「ミーム」を「文化遺伝子」として紹介

「美と知の生物」を生物の遺伝子のように未来に伝えていくもの
との意味合いを込めたという。

(朝日新聞 1998年10月2日付け 第2東京面より)


人や国の歴史にスポットを当てたものは、よく目にするが
企業の文化展というのは、なかなか聞いたことがない。

会社の製品そのものは、プロモーションによって
目にすることが多いために、こういった形で会社の歴史の変遷を
振り返るということは少ないのだろう。

今では、化粧品としての地位を確立した「資生堂」も
1897年に打ち出していることを知った。

私たちの周りには100年前には予想もしなかった分野が
一企業となって、存在する。

人材派遣や就職応援関連のサイトなどは、今ほど大きくなかっただろう。

今日のベンチャー企業、100年後にも残る老舗企業とは
いかなる分野になるか、気になる。


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