勝つためのメンバー選んだ
サッカー岡田監督に聞く
『代えねばならぬ』は理解できない
サッカーの日本代表は2月8日から豪州合宿に入り、
ワールドカップに向けて始動する。
29人の候補選手を選んだ、岡田監督はチーム作りに
どう取り組もうとしているのか
予選から大幅な選手の入れ替えはなかった。
「チームにとって何が必要で、何のために誰を使うのか
この時期にどういうメンバーを集めたらよいのかを考えて決めた。
ワールドカップに勝つことが目的であって、
メンバーを代えなければいけないという考え方は理解できない。
リストアップした50人から消去法で決めていった。チームに不足するもの
を加えるための選考だ 」
力の差を考えて戦う
――――強敵を相手にするWカップでの戦い方は
「同じグラウンドで、同じ球とゴールで、同じ人間が
同じサッカーをするのだから、ベーシックな戦術は変えない。
そうはいっても、「ワー、行け」といって討ち死にするのも
ばからしい。力の差を認識し、ある程度の戦い方の変更は
しなければならない。ただ、相手を抑えることばかりを
考えていると、恐れる気持ちが出てきてしまう。
――――チーム作りの進め方は
「より速く、より正確に、より激しく、より広く
ということを豪州合宿の最初に伝える。
魔法や秘策はない。判断やパスのスピードを
少しでもあげるなど、地道に取り組む 」
――――1勝1敗1分けの根拠は
「どこに勝ち、どこに負けるとは考えていない
出場できるだけでいいとか、負けてもいいから欧州に
売り込みたいとか、目標がばらばらではチーム作りが大変なので
早めに目標を掲げた。アルゼンチン、クロアチアとは
10回試合をして1,2回勝てるかどうかの差があるかもしれないが、
その1回をW杯に持ってくればいい。
ジャマイカも楽勝できる相手ではないが、それぞれ欠点もある。
そこを突いていきたい 」
――――W杯まで、チームをどう仕上げるのか
「おどおどと怖がるようなチームには絶対にしたくはない
試合前に堂々とグラウンドに立ち、100%ファイトするチームを作る」
(朝日新聞 1998年1月24日付 スポーツ欄より)
オシム監督の後を引き継ぎ、再び、日本代表の監督を岡田監督は
している。
オシム氏がだいぶ回復してきたとニュースで伝えられているが、
どうなのだろうか。
ちょうど10年前はフランスW杯の年であったのだ。
代表メンバーから岡田監督が三浦和良選手を外したあの会見が浮かぶ。
今回、岡田監督は、日本代表の目標を
W杯ベスト4(ベスト8かも)としたのをスポーツニュースで
聞いた。指揮官として、今回の記事にもあるよう
目指すべき方向を示し、そこに向かっていくだけである。
「岡ちゃん」と親しまれたこの時代から、10年
日本のサッカー技術、そして、取り上げるマスメディアの数、
熱烈なサポーターも増えたことだろう。
2008年 W杯予選に向けて、
岡田監督の采配が気になる。
サッカー岡田監督に聞く
『代えねばならぬ』は理解できない
サッカーの日本代表は2月8日から豪州合宿に入り、
ワールドカップに向けて始動する。
29人の候補選手を選んだ、岡田監督はチーム作りに
どう取り組もうとしているのか
予選から大幅な選手の入れ替えはなかった。
「チームにとって何が必要で、何のために誰を使うのか
この時期にどういうメンバーを集めたらよいのかを考えて決めた。
ワールドカップに勝つことが目的であって、
メンバーを代えなければいけないという考え方は理解できない。
リストアップした50人から消去法で決めていった。チームに不足するもの
を加えるための選考だ 」
力の差を考えて戦う
――――強敵を相手にするWカップでの戦い方は
「同じグラウンドで、同じ球とゴールで、同じ人間が
同じサッカーをするのだから、ベーシックな戦術は変えない。
そうはいっても、「ワー、行け」といって討ち死にするのも
ばからしい。力の差を認識し、ある程度の戦い方の変更は
しなければならない。ただ、相手を抑えることばかりを
考えていると、恐れる気持ちが出てきてしまう。
――――チーム作りの進め方は
「より速く、より正確に、より激しく、より広く
ということを豪州合宿の最初に伝える。
魔法や秘策はない。判断やパスのスピードを
少しでもあげるなど、地道に取り組む 」
――――1勝1敗1分けの根拠は
「どこに勝ち、どこに負けるとは考えていない
出場できるだけでいいとか、負けてもいいから欧州に
売り込みたいとか、目標がばらばらではチーム作りが大変なので
早めに目標を掲げた。アルゼンチン、クロアチアとは
10回試合をして1,2回勝てるかどうかの差があるかもしれないが、
その1回をW杯に持ってくればいい。
ジャマイカも楽勝できる相手ではないが、それぞれ欠点もある。
そこを突いていきたい 」
――――W杯まで、チームをどう仕上げるのか
「おどおどと怖がるようなチームには絶対にしたくはない
試合前に堂々とグラウンドに立ち、100%ファイトするチームを作る」
(朝日新聞 1998年1月24日付 スポーツ欄より)
オシム監督の後を引き継ぎ、再び、日本代表の監督を岡田監督は
している。
オシム氏がだいぶ回復してきたとニュースで伝えられているが、
どうなのだろうか。
ちょうど10年前はフランスW杯の年であったのだ。
代表メンバーから岡田監督が三浦和良選手を外したあの会見が浮かぶ。
今回、岡田監督は、日本代表の目標を
W杯ベスト4(ベスト8かも)としたのをスポーツニュースで
聞いた。指揮官として、今回の記事にもあるよう
目指すべき方向を示し、そこに向かっていくだけである。
「岡ちゃん」と親しまれたこの時代から、10年
日本のサッカー技術、そして、取り上げるマスメディアの数、
熱烈なサポーターも増えたことだろう。
2008年 W杯予選に向けて、
岡田監督の采配が気になる。
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