日本人の「心」をつかめ
ブランド品
NY安売り店
講師招き「お買い物分析」
どうして、日本人はブランド商品が好きか。
店員に話しかけられるのを嫌がるのはなぜか?
この連休も日本人観光客が集中しそうな
ニューヨーク郊外のアウトレット(ブランド品安売り店)の
従業員たちが、日本人の消費行動を研究している。
接客のコツについての研修だったのだが、
今では、日本人を講師に招いて、昔の士農工商制などにまで
さかのぼる熱の入れよう。
日本人のお買い物「分析」は、
ちょっとした考現学になっている。
マンハッタンから郊外へバスで1時間余り、
人気ブランド店が、220軒も集まる
「ウッドベリー・コモン」は
広さ全米一を誇る大規模アウトレットだ。
長引く不況で、ニューヨークを訪れる
日本人は減りつつあるのに、大型バスから、
日本人客がぞろぞろ繰り出す。
「日本人の間で、ワッと有名になったのは、
10年ほど前に、「JJ]や「AB・ROAD」など
雑誌の紹介記事が相次いだおかげ」。
アウトレット経営幹部のジーン・グイナップさんは
日本の雑誌名をスラスラ挙げる。
「グッチ」の売り上げの約6割、
「マックス・マーラ」の半分は、日本人客が占める。
「プラダ」や「ダナ・ギャラン」も
日本人がなす店として、有名だ。
(朝日新聞 1999年4月30日付け 夕刊1面より抜粋)
昨日29日、朝起きてテレビをつけてみると、
何やら、行列の中継が出ている。
行列の理由は
米国・ロサンゼルス発の衣料専門店チェーン「フォーエバー21」日本1号店が、
4月29日東京・原宿の明治通り沿いにオープンするというもの。
「フォーエバー21」の魅力は、安さにあると
特集を組んで、放送をしていた。
視聴者の中には、どんなブランドでも良くて、なんで休日に
わざわざ買うのだろうと思った人もいれば、
休日にあんなに人が並ぶくらいブランドであれば、信用できるかもと
思った人もいるだろう。
いつの間にか、自分で買った商品の中には、
自分が気に入って買ったというよりも、
ただ、なんとなく世間の人気もあって、有名だからという理由で
購入してしまったものも少なくないのではないか。
ブランドには、色んなイメージがつきまとう。
信頼や安心できるといったものから、
安い、高い、はたまたブランド同士での序列が出来、あれは、
スポーツで何位のシェアのもの、
あれは、あのスポーツなら人気だけど、このスポーツは
まだまだとか。
自分でも、ブランドによるイメージは様々なことから、
世間による、ブランドのイメージなど多種多様である。
誰かが良いといったから、世間で良いっていうから、
海外だから、国内だから、
安易に、ブランドで決め付けることなく、
そのものの本質が、自分はどうなのかという視点、軸は
なくしてはいけないと考える今日である。
ブランド品
NY安売り店
講師招き「お買い物分析」
どうして、日本人はブランド商品が好きか。
店員に話しかけられるのを嫌がるのはなぜか?
この連休も日本人観光客が集中しそうな
ニューヨーク郊外のアウトレット(ブランド品安売り店)の
従業員たちが、日本人の消費行動を研究している。
接客のコツについての研修だったのだが、
今では、日本人を講師に招いて、昔の士農工商制などにまで
さかのぼる熱の入れよう。
日本人のお買い物「分析」は、
ちょっとした考現学になっている。
マンハッタンから郊外へバスで1時間余り、
人気ブランド店が、220軒も集まる
「ウッドベリー・コモン」は
広さ全米一を誇る大規模アウトレットだ。
長引く不況で、ニューヨークを訪れる
日本人は減りつつあるのに、大型バスから、
日本人客がぞろぞろ繰り出す。
「日本人の間で、ワッと有名になったのは、
10年ほど前に、「JJ]や「AB・ROAD」など
雑誌の紹介記事が相次いだおかげ」。
アウトレット経営幹部のジーン・グイナップさんは
日本の雑誌名をスラスラ挙げる。
「グッチ」の売り上げの約6割、
「マックス・マーラ」の半分は、日本人客が占める。
「プラダ」や「ダナ・ギャラン」も
日本人がなす店として、有名だ。
(朝日新聞 1999年4月30日付け 夕刊1面より抜粋)
昨日29日、朝起きてテレビをつけてみると、
何やら、行列の中継が出ている。
行列の理由は
米国・ロサンゼルス発の衣料専門店チェーン「フォーエバー21」日本1号店が、
4月29日東京・原宿の明治通り沿いにオープンするというもの。
「フォーエバー21」の魅力は、安さにあると
特集を組んで、放送をしていた。
視聴者の中には、どんなブランドでも良くて、なんで休日に
わざわざ買うのだろうと思った人もいれば、
休日にあんなに人が並ぶくらいブランドであれば、信用できるかもと
思った人もいるだろう。
いつの間にか、自分で買った商品の中には、
自分が気に入って買ったというよりも、
ただ、なんとなく世間の人気もあって、有名だからという理由で
購入してしまったものも少なくないのではないか。
ブランドには、色んなイメージがつきまとう。
信頼や安心できるといったものから、
安い、高い、はたまたブランド同士での序列が出来、あれは、
スポーツで何位のシェアのもの、
あれは、あのスポーツなら人気だけど、このスポーツは
まだまだとか。
自分でも、ブランドによるイメージは様々なことから、
世間による、ブランドのイメージなど多種多様である。
誰かが良いといったから、世間で良いっていうから、
海外だから、国内だから、
安易に、ブランドで決め付けることなく、
そのものの本質が、自分はどうなのかという視点、軸は
なくしてはいけないと考える今日である。
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