不安の街から
生まれて初めての「投票はがき」
昨年7月に届いた。都議選だった。
「20歳を過ぎないことなんてできないのは選挙ぐらい。
うれしかった。」
しかし、大田区に住む神奈川大学の4年生は戸惑った。
駅前の演説は拡声器がうるさいだけ。
候補者陣営からの電話はうとましい。
当選後、所属政党を変えたり、公約を覆す人もいる。
ポスターや選挙公報を見て選んだ。
「一応投票しただけと振り返る。」
就職活動に追われている。システムエンジニアを目指す。
足を運んだ企業は3,40になる。
面接でよく言われている。
「この経済状況では、今後何が起こるかわからない。」
その通りだ。だけど、入った会社がつぶれたら、
また就職活動をすればよい。
「企業は星の数ほどあるとわかった。」
少し前までは、思いつめるタイプだった。
周りの状況を考えられるようになった。
参院選も都議選と同じかもしれない。
でも、ちょっと違った見方ができるかもしれない。
「実現できそうなことを言う人にする。」
「今年の選挙どうする」
「俺、いかねぇ。」
会社員の玉山さんは仲間にそれ以上聞かない。
時候のあいさつのようなものだと思っている。
玉山さん自身は選挙権を得てから、毎回投票している。
専門学校を出てアルバイトしていた時も、
合間を縫い投票所にいった。
だが、「投票はするけど、それ以上、政治に一銭も一秒も使う気はない。」
投票しても、生活に劇的な変化はない。ひとごとにも思える。
(朝日新聞 1998年6月19日 第2東京面より)
ノリも20歳を過ぎ、選挙権は持っているものの
1度も選挙には行っていない。
住民票を実家のある岩手から移してはいないためでもある。
20歳を越して手に入れた選挙権
自分の1票で変わると言えば変わる
でも、たかが自分の1票でとも言える。
環境の問題にも近い。
My箸、ECOバッグできることはあるが、
やりたい人はやるし、
やらない人はやらない。
そこにあるのは、一体何なのか?
1票なのだからどうでもよいという気持ち
1票だからこそ、大切にしなければという気持ち
0か1
1と2でも変わらないのに、
そこには、大きな壁がある。
0を1にする取り組み、自分の気持ち
何もないところから、何かを生み出す
自己選択、大事にしなければと思う。
生まれて初めての「投票はがき」
昨年7月に届いた。都議選だった。
「20歳を過ぎないことなんてできないのは選挙ぐらい。
うれしかった。」
しかし、大田区に住む神奈川大学の4年生は戸惑った。
駅前の演説は拡声器がうるさいだけ。
候補者陣営からの電話はうとましい。
当選後、所属政党を変えたり、公約を覆す人もいる。
ポスターや選挙公報を見て選んだ。
「一応投票しただけと振り返る。」
就職活動に追われている。システムエンジニアを目指す。
足を運んだ企業は3,40になる。
面接でよく言われている。
「この経済状況では、今後何が起こるかわからない。」
その通りだ。だけど、入った会社がつぶれたら、
また就職活動をすればよい。
「企業は星の数ほどあるとわかった。」
少し前までは、思いつめるタイプだった。
周りの状況を考えられるようになった。
参院選も都議選と同じかもしれない。
でも、ちょっと違った見方ができるかもしれない。
「実現できそうなことを言う人にする。」
「今年の選挙どうする」
「俺、いかねぇ。」
会社員の玉山さんは仲間にそれ以上聞かない。
時候のあいさつのようなものだと思っている。
玉山さん自身は選挙権を得てから、毎回投票している。
専門学校を出てアルバイトしていた時も、
合間を縫い投票所にいった。
だが、「投票はするけど、それ以上、政治に一銭も一秒も使う気はない。」
投票しても、生活に劇的な変化はない。ひとごとにも思える。
(朝日新聞 1998年6月19日 第2東京面より)
ノリも20歳を過ぎ、選挙権は持っているものの
1度も選挙には行っていない。
住民票を実家のある岩手から移してはいないためでもある。
20歳を越して手に入れた選挙権
自分の1票で変わると言えば変わる
でも、たかが自分の1票でとも言える。
環境の問題にも近い。
My箸、ECOバッグできることはあるが、
やりたい人はやるし、
やらない人はやらない。
そこにあるのは、一体何なのか?
1票なのだからどうでもよいという気持ち
1票だからこそ、大切にしなければという気持ち
0か1
1と2でも変わらないのに、
そこには、大きな壁がある。
0を1にする取り組み、自分の気持ち
何もないところから、何かを生み出す
自己選択、大事にしなければと思う。
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