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Re.1998.7.24

2008-07-24 14:08:29 | 旧メンバーブログ
先生 こう見える

学校で働いているのは、「先生」だけではない。養護教諭、図書館司書教諭
栄養職員、学校事務員・・・・・。

陰に隠れがちなその人々をインタビューした本が、来月出版される。
題は、「学校の先生に視えないこと」

建前優先、「権威」で・・・

まとめたのは、ノンフィクションライターの藤井さん。
「保健室の先生」の養護教諭
給食の献立を立てている栄養職員
校舎設備の管理や樹木の手入れなどを受け持つ現業職員
会計を担う学校事務員
図書館司書教諭
スクールカウンセラー

最初は一般に知られていない学校の仕事内容をルポするつもりだった。
だが、取材を進めるにつれて、「先生」以外の人々が
先生にはない視点で、学校を見つめていることに気づいた。

「生徒を上から見て、評価する権限がないゆえに、先生には
 見えないものが見えている。」
そこから、浮かび上がるのは、ものさしが1つで形を優先する、
すきまのない
学校のシステムや、先生以外の職員を軽んじ、子供を疑いの目でみる
教師の姿、そして子どものが先生以外の人に心を開く様子。

「子どものかかえる問題は、教師と生徒という上下関係のなかで、
 解決できない。『先生』以外の視線で、学校が一般社会と地続きに
 なる必要がある。」

・人権感覚に欠ける
・保健室に来る子には『甘えている』
・問題ばれぬように抱え込む
・採点しない人に子は安心

(朝日新聞 1998年 7月24日付け 社会面より一部抜粋)

今では、戦後最大の教育における汚職として
大分県教員採用試験不正疑惑

10年前は子どもに向けられていた視点も、
今では、子よりも親(モンスターペアレンツ)
そして、教師に向けられ始めた。

教育というのが誰にとっても身近な問題である。
今日も、
授業で「生徒指導・教育相談・進路指導」を行った。

志望先の選択・決定等にかかわる『出口指導』や進学指導、
就職指導に終始しがちになっている状況は今もなお少なからず
見受けられる。

教師のによる視点・・決してその子の卒業だけを見ていればいいのではない。
社会に出て、自立して歩んでいけるそのような指導でなかればならない。

ただ、たんに学校評価するもの見方では、
子どもたちの社会的な自己実現・自己指導能力の育成につながらない。





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