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Re.1998.12.25

2008-12-25 15:46:23 | 旧メンバーブログ
ユーロ高まる存在感

1999年1月1日から、欧州単一通貨ユーロが導入される。

現在の基軸通貨の米国ドルに次ぐ通貨として、
各国の通貨当局や投資家が注目を寄せる。

導入を先取りして、すでにユーロシフトも起こり始めた。
個人も含めて投資家は、ユーロ導入をきっかけにドル中心の投資から、

分散投資への道を探っており、金融機関もユーロ金融商品の
売り込みに力を入れている。

市場

日本銀行の速水総裁は、

「一般にユーロが使われていくようになれば、
 中央銀行としてもある程度持たなければならないことになっていくと
 思う。」
と述べた。

中国が外貨準備に占めるドルの比率を引き下げて、
ユーロの比率を引き上げる方針を打ち出すなど、
ユーロの国際的な存在感はすでに高まっている。

ユーロ参加11カ国では、市場拡大だけでなく、
為替変動リスクがなくなり、
「国境を超えた取引が増え、さらに流動性に富んだ
 市場になる。」
とみられる。

ユーロ市場にノウハウをもつ「本場」フランスの
パリバ証券やソシエテ・ジェネラル証券は、
昨年から、日本の機関投資家を対象に、ユーロに関する
説明会を断続的に行い、売り込みを行っている。

ECU(欧州通貨単位エキュー)建て債券の発行が、
今年に入って急増し、発行額は8月までで
350億ECUと、昨年1年間の発行額の
約6倍に達した。現在も高水準の発行が続いている。

(朝日新聞 1998年 12月25日付 経済面より一部抜粋)

ドル高、ユーロ高が昨今、言われているが、
来年でユーロが使われて10年になるのだと、改めて感じた。

日本は島国ということもあり、ヨーロッパのように、
陸続きで、国があるのではない。

その点で、文化が入り混じることも、言語や通貨が入り混じることも
少ないだろう。

それに比べて、ヨーロッパなどでは、
言語や文化、通貨も国境を越えることは簡単にあり、
入り混じることは決して珍しくないように思う。

ユーロ・・・共通の通貨によって
国同士の取引、また旅行もしやすくなったことだろう。
共通の文化を築く一歩となり得たのではないか

生活していくうえで、通貨はなくてはならないものである。
通貨の統一から、文化の統一、共有が始まるように感じた。





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2 コメント

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\通貨圏 (フジイ)
2008-12-27 17:09:42
通貨の円に限って言えば80年代後半にアジアで円を使いたいという動きがあったようです。

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アジアでもそんな動きが (nori)
2008-12-27 23:37:16
アジアでも、円を使いたいという動きが
あったことは知りませんでした。

アジアで国を見た場合に、
全体でというよりも、一部の国同士での
結びつきが強いように感じます。

新興工業経済地域などといわれるように、
一部での発展・発達が目覚しく
その中での統一ということも考えられるのではないかと思います。

アジアの国の多くは、ヨーロッパからの植民地支配を受けており、日本は植民地の支配下にならなかったことも円を使いたい動きになったのではないでしょうか。

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