地道に研磨しています。
このあとペーパーの番手を、
240→320→400→600→800→1000→1500の順にあげていき、最後にシアとの摺動部分をコンパウンドで研磨します。
そして、酸化防止のため、サテンシルバー仕上げを施します。
地道に研磨しています。
このあとペーパーの番手を、
240→320→400→600→800→1000→1500の順にあげていき、最後にシアとの摺動部分をコンパウンドで研磨します。
そして、酸化防止のため、サテンシルバー仕上げを施します。
速乾といっても、最低1W一般的には1M(一か月)寝かせます。
その間に、金属部品の加工を行います。
亜鉛合金といえども、パーティングラインがありますので、きっちり落として平滑化しておきます。
その後は、ポリッシュして表面をなめらかにしておきます。
画像は、ハンマーです。
コッキングがスムーズになるよう、調整しながら仕上げていきます。
ここでは端折りましたが、
塗装前にやることが盛りだくさんありました。
・擦り合わせ
・各部の干渉の調整
・ヒケの修正
・刻印の修正(イタリアバージョンのオリジナル刻印に修正)
これだけでも何週間かかり、手間暇かけてようやく終了です。
そして、脱脂も終え、いよいよ下塗りです。
下塗り前の温度を計測しておき、人肌くらいまでに温めます。
M84は、マットブラックとシルバーがあると思いますが、昔、M92Fのシルバー(INOX=ステンレスモデル)を
撃ったことがあり、その仕上げの美しさに心打たれました。
それ以来、いつかはステンレス仕上げを造りたいという気持ちが強くなりました。
そこで、今回のM84はシルバー仕上げでステンレスモデルを再現してみようと決めました。
そうなると、まずは塗料の調達です。
贅沢に4種類の使い分けを行います。
今のところ、以下の工程による構想を練っています。
①下地処理:サフ機能として食い付きが鋭い「チタニウムシルバー」をコートする
②中塗り:
1)フレーム
ステンレスハードタフ+ダークステンレス 6層コート
2)スライド
ステンレスハードタフ+ダークステンレス3:ブライトステンレス:7 (ともに6層コート)
③上塗り:ハードコートクリア6層コート
そのためには、入念な下地処理が必要ですので、慎重に処理します。