スナップえんどう・さやえんどう(自家播種・12月)
先月予備でスナップエンドウの苗を購入した物より一足早く開花し実を付けました。
まだまだ、小さいですが、美味しそうです。
収穫して、直ぐ茹でるか電子レンジでチンして粗塩を少々振れば、極上の味です。
採れたてを食すのは一瞬で、それまでの作業は大変ですが、一度味会うと止められませんね。
↓自家播種・すなっぷえんどう拡大画像↓自家播種・さやえんどう拡大画像
余談になりますが、
ミニトマトや中玉トマトを雨よけで半ハウス仕様にすると、ビニール下の温度が
高くなり、熱を入れた状態と同じになりますが、これを収穫して食べると極旨です。
たぶん栄養価も旨味もグッとUPしていると思います。
リコピンは過熱されることによって生の状態の時の約3倍に量が増えるのだそうです。
最近では、ダイエットにも良い効果が報告されているそうです。健康維持に貢献するトマトを加熱して食べるとさらに効果が高まるようですね。
■以下抜粋■
トマトの栄養素
・ペクチン……水溶性の食物繊維。水に溶けた形で腸内に入っていくので不溶性の繊維では入り込めない腸壁の間にある老廃物を体外に排出するのに役立ってく
れます。トマト以外には果物に多く含まれるものなのですが、近年、日本人は果物を食べる量が減ってペクチンの摂取量が減っていると言われていているのでい
いですね。
・ミネラル……トマトにはミネラル類の中でもカリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛と5種類のミネラルが含まれていま
す。カリウムはむくみ防止に、カルシウムは集中力アップや健康な体作りに、鉄は貧血防止、そして亜鉛はキレやすいなどの問題に効果があったり、味覚障害な
どの解消に役立つと言われています。汗をかいてミネラルを失いやすい夏にはぴったりの食材ですね。
・ビタミン……トマトにはビタミンA、
B、Cが含まれています。Aは皮膚を丈夫にしたり再生したり。また免疫力アップに役立ちます。Bはなんといっても疲労回復力抜群。そしてCは体全体の機能
に必要なビタミンですし、夏の日焼けでダメージをうけた肌のシミ防止や抗酸化にもとても役立ってくれる栄養素です。
・リコピン……ここ数
年、すっかりおなじみの言葉になったトマトの赤味であるリコピン。リコピンはなんといっても抗酸化作用力が優れていることで話題なのですがどのくらいすご
いかというと、「若返りのビタミン」とも呼ばれるビタミンEのなんと100倍以上の力があるんです。リコピンには活性酸素抑制及び除去効果もあると言われ
ていますので、夏の疲労回復にはもちろんのこと、運動による疲労回復にもとてもお勧めです。またママの美肌対策にもマストアイテムですよ!(ちなみに唐沢
先生はテレビ番組で肌年齢を調べたところ、実年齢39歳に対して肌年齢が18歳だったそうです!)
・グルタミン酸とアスパラギン酸……以前、
「旨味は脳のご飯! トマトで目指せ『健脳』」でもご紹介しましたがトマトには脳細胞活性作用もあり、また日本人独特の味覚であるといわれる旨味のもとであるグルタミン酸がたくさん含まれています。またデトックス効果や疲労回復効果があるといわれるアスパラギン酸もトマトには含まれています。
以上のように体に必要な様々な栄養が豊富に含まれているトマト。医者いらずになってお医者様が青くなるという諺もちょっと納得の話ですよね。
抜粋2
トマトには健康づくりに役立つさまざまな栄養素が含まれている。また、果物に比べて糖分が少ないので、糖分の摂取によるインシュリンの急激な分泌を起こさないのも特徴といえる。
トマトにはビタミンCが豊富に含まれている。ハードなトレーニングを行う人にとっては、ビタミンCは結合組織の強化・維持に欠かせない栄養素でもある(訳
注:ビタミンCはコラーゲン〈靱帯や腱といった結合組織を構成する材料となる〉の合成に重要な役割を果たす)。また、鉄やカリウム、ビタミンB群の摂取源
ともなる。ビタミンB群は赤血球細胞の生成や、たんぱく質などの代謝に欠かせない役割を果たしている。
そして、トマトやその加工食品には、β-カロチンやリコピンといった抗酸化物質も含まれている。抗酸化物質は体にダメージを引き起こすフリーラジカル(活性酸素)の害を抑える働きがあるため、近年特に注目され、研究が進められている栄養成分だ。
たとえば1300人以上の男性を対象にした研究では、食べものからのリコピンの摂取量が多い人は、そうでない人よりも、心臓病の発生のリスクが抑えられる
可能性が示されている。また、リコピンは特に男性にとって重要な効用があるという。最近の研究では、リコピンをたくさん摂っている男性は、前立腺癌のリス
クが低下する可能性があることが認められている。リコピンの1日推奨摂取量はまだ確定されていないが、研究結果から考えると、1日に6.5mg程度の摂取
(トマトやその加工品を週に10食分摂る量に相当)で、上述したような効果が高まるとみられる。
リコピンの体内への吸収率を高めるには、トマトを加熱して食べるといい(加熱するとトマトの細胞壁が壊され、栄養成分が吸収されやすくなるため)。調理す
るときに健康にいい脂肪(オリーブ油など)を少量加えるとなおいい。脂肪によってリコピンの吸収がさらに促進されるからだ。缶詰めのトマトやトマトの加工
製品(トマトを加熱したもの)には、以下のようにリコピンが豊富に含まれている。
●パスタのトマトソース:1カップ(訳注:アメリカでは約240ml)あたり37mg
●トマトスープ:1カップあたり28mg
●サルサ(訳注:トマトをベースにして香辛野菜などを加えた、スパイスのきいたメキシコ料理のソース)、トマトジュース:1カップあたり22mg
また、ケチャップにもリコピンが多く含まれている。ただし、こうした加工食品はナトリウムを多量に含むものが多いので、塩分を摂りすぎないように注意すること。
最後に、トマトの栄養効果を生かしながら、チキンや魚料理をおいしく食べることができるトッピング・ソースを紹介しておこう。イタリア風、メキシコ風どちらでも、好みに応じて作ってみよう。
●イタリア風トッピング・ソース:
缶詰めのトマトをざく切りにしたものに、オリーブ油少々、生のバジル、刻んだタマネギ、ニンニクを加え、鍋に入れて火をとおすか、電子レンジで加熱する。
●メキシコ風トッピング・ソース:
缶詰めのトマトのざく切りに、グリーン・チリ(訳注:辛味の強い緑色のトウガラシ/赤トウガラシで代用してもよい)、缶詰めのコーン、刻んだ青ネギを加え、鍋に入れて火をとおすか、電子レンジで加熱し、でき上がったものに生の香菜を加える。
このトッピング・ソースを使えば、高たんぱく・低炭水化物の食事の栄養価をさらに高め、おいしく食べながら体づくりの成果をあげることができる。