参加中のピアノサークルで、ペアを組み連弾をすることになりました。
大人になって初めての連弾。
この年になって同好の士と連弾ができるなんて楽しみ以外の何物でもありません。
子供時代に戻ったようです。
曲決めをすることになった時、
長い間忘れていた憧れの曲があったことを思い出しました。
「ブラームスのワルツ1番(連弾)」
10代の頃、よく家で妹と連弾(?)をして遊びました。
連弾曲ではない普通の曲を2人でそれぞれ右手と左手を分担して弾く、というもの。
1人では難しくて弾けない曲でも2人だとそこそこに弾けます。
いつも最後は、ソナチネアルバム No.13
間違っても構わず、すごいスピードで弾き飛ばして
弾き終わっては2人で楽しさが爆発して笑い転げていました。
その頃、日曜のTV音楽番組でブラームスのワルツ1番の連弾を聴き
あまりにも素敵な演奏にくぎ付けとなり
「ブラームスワルツ集(連弾)」の楽譜を買いに走りました。
わずか1ページ。一見、易しそうな楽譜。
早速、妹と2人でトライするも
残念ながら当時、プリモもセコンドも難しくて、歯が立ちませんでした。
ピアノサークルでの選曲の日
眠っていたブラームスワルツ集の楽譜を引っ張り出して持っていきました。
同じ楽譜を持ってきている人もいて期待も高まったのですが
もろもろ事情があり今回は、ブラームスワルツは断念となりました。
私の連弾曲はハチャトリアン「仮面舞踏会 ワルツ」に決定。
私はなぜか力強い音を出す人と思われて(ノクターンしか弾いてないのに)
この曲を推薦されました。
理由はともかく選曲には大満足で、1月から練習開始します。
華やかさの中にも不穏な気配漂う不思議な魅力のあるワルツです。
それでもいつかは弾きたいブラームスワルツ1番。
先日、妹に一緒に弾いてよと言ってみたら
「え~、もう弾けないよ~」と断られました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます