かなりタイトな日程の中、空気読まずに行ってきました。
考えたら、雪組さん久しぶりです。
11ヶ月前の「黒い瞳」以来。
これも、このタイミングで行かなきゃきっとまた見逃す!ということで。
久しぶりの一人観劇でもありました。
こんなに暇なもんだったか……。
あ、ネタバレします。(予告)
【ドン・カルロス~シラー作「スペインの太子 ドン・カルロス」より~】
元ネタは、オペラにもなっている有名戯曲。
…らしいけど、「7つの黄金郷」の中で言及されてたなーくらいの認識しか無く。
「エル・アルコン」と同時代ですが、あの話のメイン舞台は実はイギリスですし、
登場人物名を見て思い浮かべたのは「サラディナーサ」(河惣益巳)でした。
エボリ公女とかフアン・デ・アウストリアとかね。勿論フェリペ2世も。
プログラム読んでいたら、どうも木村先生がこの話を書いたモチベーションは、
「フェリペ2世の生涯に救いを!」ということだったらしい。
だから、前提として、「ハッピーエンドにする」という命題があり、
そのためにどうするか、を逆算して作られた話だなと思いました。
史実のカルロスは、ネーデルラント独立に絡んで投獄され、牢死する。
ここは、「表向きは存在を消され、真の自由を得る」という結末になった。
原作のヒロインは王妃イサベル。カルロスの婚約者だが、フェリペ2世に嫁ぎ、今は継母。
その設定をそのまま持ってくれば、どうやっても悲恋になる。
だから、新たなヒロインを創った。
…賛否両論だとは思うけどね。
最後まで見て、このラストで良かったと思えた。
カルロス@キムくんが、好きだから。
レオノール@みみちゃんになって、彼を愛したから。
だから、このハッピーエンドが嬉しい。
このカルロスには、素直に幸せになってほしい。
あちこち、泣けました。
ポーザ侯爵@ちぎ君が、クララ@あんりちゃんを思い出すところ。
彼にとって、どれだけ、クララが大切な存在だったのか、その一瞬で分かった。
フアン@緒月さんが、牢獄のカルロスに向かって語りかけるところ。
これまでの2人の信頼関係が、鮮やかに見えた。
そして、民衆が、カルロスを救うために歌うシーンのパワーったら!!
これは、その前のマドリード市民とカルロスの、あの楽しいシーン(ミュージカル最高!)があったから
生きたシーンだよな、と思う。
曲も良かった~~~。
フェリペ2世@まっつさんとイサベル@あゆみちゃんも、ハッピーエンドで良かったけれど。
イサベルにはちょっとイラッとしてしまったな。
「母国のことを考えれば…」って、その前に、まず、カルロスへの相談を自制しようぜ。
疑われるに決まってるやん!! 迷惑やん!!とw
エボリ@あゆちゃん、こういうエロな感じの役は初めて見ましたが、カッコ良かったです。
これがラストのフアナ@リサリサもあったかくて良かった!!
カルロスが、レオノールに敬語で語りかけるところに、あちこち萌えましたww
本心を隠した慇懃な感じがたまりません。
優しいんだけど、Sな感じが素敵。
異端審問のくだりだけが「??」が多かったかな。
私がわかっていないだけかもしれないけど。
ルターの翻訳したドイツ語の聖書を所持しているのは新教徒である証、っていうとこまではわかる。
新教徒でない証明が、ドイツ語の聖書を侮辱していたこと??
ドイツ語であっても、聖書は聖書なんじゃないの??
審問官も「口にするのもおぞましい」とか言ってたけど、その他の禁書とは扱いが違うんじゃないの?
まあ、そこを否定したら話自体が崩れてしまうけどさあ。
でも全体としては、とっても面白かったです。
やっぱりハッピーエンドのラブストーリーはいいね。
【Shining Rhythm!】
中村B先生の作品ですので、すっごくオーソドックスな「タカラヅカのショー」を楽しみました。
ストレス無し!
キム君はカッコ良くて歌も上手くて、みみちゃんはとにかくかわいくて、
雪組の皆さんがカッコ良くて。言うこと無し。
ところどころで見せてくれる、キム君の「悪い顔」にあちこち萌えてました。
後は、何かやたらとコマ君が気になって、しょっちゅう探してしまった。
「光と影」のシーンも、コマ君ばっかり探して…次の銀橋があるから出てなかったんですね(汗)
光と影の場面、すごく素敵なんですが、
「光」の皆さんの衣装が…微妙……「影」のほうが圧倒的に綺麗だったなー。
黒燕尾も素敵だった!!
曲が謎だったけど……あれでいいのか??
次の、「マイ・フェア・レディ」での娘役群舞とか、
「シェルブールの雨傘」タンゴ・アレンジでのデュエットダンスとかはすごく好きだった!
最後のパレードまで、しっかり楽しみました。
この日は、アフタートークショーがありまして。
そちらも楽しんできました。
しかし……進行役のきんぐの喋りが、カミカミ、グダグダで……
よく笑わせていただきました!
キム君とまっつさんとの、同期ならではの空気が素敵で、もっともっと聞いていたかったです。
考えたら、雪組さん久しぶりです。
11ヶ月前の「黒い瞳」以来。
これも、このタイミングで行かなきゃきっとまた見逃す!ということで。
久しぶりの一人観劇でもありました。
こんなに暇なもんだったか……。
あ、ネタバレします。(予告)
【ドン・カルロス~シラー作「スペインの太子 ドン・カルロス」より~】
元ネタは、オペラにもなっている有名戯曲。
…らしいけど、「7つの黄金郷」の中で言及されてたなーくらいの認識しか無く。
「エル・アルコン」と同時代ですが、あの話のメイン舞台は実はイギリスですし、
登場人物名を見て思い浮かべたのは「サラディナーサ」(河惣益巳)でした。
エボリ公女とかフアン・デ・アウストリアとかね。勿論フェリペ2世も。
プログラム読んでいたら、どうも木村先生がこの話を書いたモチベーションは、
「フェリペ2世の生涯に救いを!」ということだったらしい。
だから、前提として、「ハッピーエンドにする」という命題があり、
そのためにどうするか、を逆算して作られた話だなと思いました。
史実のカルロスは、ネーデルラント独立に絡んで投獄され、牢死する。
ここは、「表向きは存在を消され、真の自由を得る」という結末になった。
原作のヒロインは王妃イサベル。カルロスの婚約者だが、フェリペ2世に嫁ぎ、今は継母。
その設定をそのまま持ってくれば、どうやっても悲恋になる。
だから、新たなヒロインを創った。
…賛否両論だとは思うけどね。
最後まで見て、このラストで良かったと思えた。
カルロス@キムくんが、好きだから。
レオノール@みみちゃんになって、彼を愛したから。
だから、このハッピーエンドが嬉しい。
このカルロスには、素直に幸せになってほしい。
あちこち、泣けました。
ポーザ侯爵@ちぎ君が、クララ@あんりちゃんを思い出すところ。
彼にとって、どれだけ、クララが大切な存在だったのか、その一瞬で分かった。
フアン@緒月さんが、牢獄のカルロスに向かって語りかけるところ。
これまでの2人の信頼関係が、鮮やかに見えた。
そして、民衆が、カルロスを救うために歌うシーンのパワーったら!!
これは、その前のマドリード市民とカルロスの、あの楽しいシーン(ミュージカル最高!)があったから
生きたシーンだよな、と思う。
曲も良かった~~~。
フェリペ2世@まっつさんとイサベル@あゆみちゃんも、ハッピーエンドで良かったけれど。
イサベルにはちょっとイラッとしてしまったな。
「母国のことを考えれば…」って、その前に、まず、カルロスへの相談を自制しようぜ。
疑われるに決まってるやん!! 迷惑やん!!とw
エボリ@あゆちゃん、こういうエロな感じの役は初めて見ましたが、カッコ良かったです。
これがラストのフアナ@リサリサもあったかくて良かった!!
カルロスが、レオノールに敬語で語りかけるところに、あちこち萌えましたww
本心を隠した慇懃な感じがたまりません。
優しいんだけど、Sな感じが素敵。
異端審問のくだりだけが「??」が多かったかな。
私がわかっていないだけかもしれないけど。
ルターの翻訳したドイツ語の聖書を所持しているのは新教徒である証、っていうとこまではわかる。
新教徒でない証明が、ドイツ語の聖書を侮辱していたこと??
ドイツ語であっても、聖書は聖書なんじゃないの??
審問官も「口にするのもおぞましい」とか言ってたけど、その他の禁書とは扱いが違うんじゃないの?
まあ、そこを否定したら話自体が崩れてしまうけどさあ。
でも全体としては、とっても面白かったです。
やっぱりハッピーエンドのラブストーリーはいいね。
【Shining Rhythm!】
中村B先生の作品ですので、すっごくオーソドックスな「タカラヅカのショー」を楽しみました。
ストレス無し!
キム君はカッコ良くて歌も上手くて、みみちゃんはとにかくかわいくて、
雪組の皆さんがカッコ良くて。言うこと無し。
ところどころで見せてくれる、キム君の「悪い顔」にあちこち萌えてました。
後は、何かやたらとコマ君が気になって、しょっちゅう探してしまった。
「光と影」のシーンも、コマ君ばっかり探して…次の銀橋があるから出てなかったんですね(汗)
光と影の場面、すごく素敵なんですが、
「光」の皆さんの衣装が…微妙……「影」のほうが圧倒的に綺麗だったなー。
黒燕尾も素敵だった!!
曲が謎だったけど……あれでいいのか??
次の、「マイ・フェア・レディ」での娘役群舞とか、
「シェルブールの雨傘」タンゴ・アレンジでのデュエットダンスとかはすごく好きだった!
最後のパレードまで、しっかり楽しみました。
この日は、アフタートークショーがありまして。
そちらも楽しんできました。
しかし……進行役のきんぐの喋りが、カミカミ、グダグダで……
よく笑わせていただきました!
キム君とまっつさんとの、同期ならではの空気が素敵で、もっともっと聞いていたかったです。
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