空中楼閣―Talking Dream―

好きなものを徒然なるままに。

星組「宝塚ジャポニズム」「めぐり会いは再び2nd」「Etoile de TAKARAZUKA」

2012-12-01 22:16:19 | 観劇(タカラヅカ)
お腹いっぱいになりました。

前回からあまり日にちを置かずに行った大劇場。
心はどうしても、先週の千秋楽に。
今日はカード会社の貸切公演だったので、チケットの袋にも桂ちゃんの写真があって
切なくなったりもしますけれど。

ともあれ、星組さんです♪
しかし、相変わらず凄い人気だこと。
幕間の抽選は当たりませんでした~桂ちゃんのカード欲しかった(涙)

【宝塚ジャポニズム~序破急~

和物ショーって、「風の錦絵」以来。(あれ、和物ショーと言っていいのかな)

えーと、見る前から、悪評を相当聞いていたので、覚悟して見ていたのですが、
結構楽しみました。
「さくらのボレロ」、美しかったですよ。
まあ、和物なら、チョンパにしてほしかったけど。

まあねえ……
「伝統の中に斬新さを求めた結果、古臭くかつツボを外して盛大に滑った」感は
否めませんでしたけど(爆)
私は自分が仏像大好きなので、千体仏の場面も好きでしたし
(でも、かつて月組「ダルレークの恋」フィナーレであった「曼荼羅」のほうが
素晴らしいと思う…って、あれは日舞じゃないか。)
「荒城の月」での大阪城落城のシーンは、映画「茶々―天涯の貴妃―」を思い出して
懐かしい気持ちになったし、「さくら」とか「荒城の月」って、結構力のある曲だなと
実感することもできたし。

ちえねねは和物でも素敵でした。
後は、真風くんの和物化粧顔が美しすぎて、ずっと真風くんを目で追っていた。
いりす君の首筋も美しかったな~


【めぐり会いは再び 2nd ~Star Bride~

去年の「めぐり会いは再び」が大好きだったんですよね。
だから、今回の続編は、素直に嬉しかった。
まあ、演目発表のときは、「そんなのあり!?」と、驚愕したんですが。
それが許されるなら、大和悠河在団中に「A/L 2 ロンドン編」を…
この辺で書いた)とか、古~い未練が再燃しちゃったんですが(汗)

懸念していたのは、星組メンバーの変動。
前作で結ばれた5組のカップルのうち、主演コンビ以外の4組は
恋人同士のどちらかが退団もしくは組替えしてしまって、星組にいない。
ほかの人が演じるの? あるいは、残された人の役を変えるの?
…と思っていたら、すべてはそのままで、
舞台上にいない人たちには、それぞれ説明が加えられていた。
(例:白華れみちゃんが演じていたリゼット→現在は産休中)

お話は、他愛無い、幸せな物語。
前作に引き続き、まんま少女マンガ(ちょっとドタバタ成分増?)
優しい人々の、優しい物語。

主役カップルの優しい愛に、幸せな気分になりました。
(ドラント@れおん君、カッコ良すぎ!)

で、不在の人々は。
ここまで、彼らの存在感が大きいとは予想していなかった。
マリオ兄様の存在に、泣いてしまった。
いや、笑ったけどね(宝塚で「プレイ」言うな~!)
笑いながら、泣いた。この世界には、私が大好きだったマリオ兄様が今もいる。
リゼットも、アジズ王子も、リュシドールも。

勿論、前回から引き続きの人々も、新登場の人たちも、みんなで幸せになる、優しい物語。

宝塚が好き。ちえねねが好き。
今の星組が好き。かつての星組が好き。これからの星組も、きっと好き。


【Etoile de TAKARAZUKA】

10分の休憩を挟んでレビュー。安心の藤井先生クオリティ。
テーマが「星めぐり」だからかな、「宙FANTASISTA!!」を思い出した。
(未だに、一番好きだったショーです。)

大階段での黒燕尾群舞から始まる、鉄板ショー(笑)
この日はオープニングで、センターで階段を降りてくる真風君が転落するアクシデント。
(その後もふつうに踊ってたけど、大丈夫だったのかな?あれ)
紅くんの「ジェミニ」は……あれは……ベニー、恐ろしい子!!(白目)

中盤の宝塚メドレーも楽しかった!
「LUCKY STAR!」は、とうこさんのCDで繰り返し聞いた曲だから、前奏だけでわかって
テンション上がった。「THE STAR DUST PARTY」も良かった~
「マ・ベル・エトワール」は、ビデオ(レンタル)で1回見ただけだけど、いい曲だよね。
生で見たものは1個も無いけどさ……
(それこそ、「きらきらそらそら…」とかあったら泣いてたと思う。)

さそり座の場面でのれおん君のソロダンスが凄すぎた。

デュエットダンスも素敵~~

「タカラヅカ」で見たいものが全てあって、最後まで堪能しました。


終演後、一緒に行った母や叔母と「柚希礼音が完璧すぎる」件で盛り上がる。
歌もダンスも演技もカリスマ性も。

今回見ながら、「宝塚のトップスターを務めるというのは、本当に大変なことなんだろうな」と
しみじみ思った。その双肩に担うものの、重さ。
(宝塚の場合は、その重さが「羽」という目に見える形で現れるわけだけど)
その地位を背負って、重さを担って、輝き続ける柚希礼音を思う。

何かしみじみと、そこに立ち会える幸せを感じた観劇でした。

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