ソチ五輪・フィギュアスケート団体戦

いよいよ開幕！

始まる前は、「選手に負担かかるだけだから団体戦いらない」とか
「せめて個人戦終わった後のエキシビションマッチ的な扱いにしようよ」とか
文句言ってたんですが、いや、今でも選手の負担に関する懸念はまだまだあるんですが、
始まってみたら結構楽しみました。

「お祭」感がなかなか楽しいですね。
やっぱり後でやるほうがいいとは思うけどね、
でも「五輪」の緊張感に慣れられる、というメリットもあるような気がしてきた。

しかし今回の五輪は時間帯が予想よりしんどかったなあ…。
最初の男子とペアのショートプログラムは起きられず、
土曜深夜だった２日目は頑張って起きて見ましたが、これ、次の日が平日だときつい…。
前回のバンクーバーは日中が競技だったからどうしようもなかったんですが
（しかもちょうど繁忙期で土日もずっと出勤だったし）
今回は自分さえ頑張れば何とかなる！と思っていたんですが…うーん、
「自分の体力」が予想よりも落ちてた感じです。
そりゃあ、トリノから８年経つんだもんね（爆）こっちも年取るよね。

と、思いながら、同年代のプルシェンコの演技を感慨深く見ていた（笑）
いや、正確には彼のほうが私より年上ですが。
プルシェンコが大好きだった頃から干支一回りしちゃったんだなあ、というのが、
未だに信じられません。
ていうか、何だあのフリーは(笑)「ベスト・オブ・プルシェンコ」って。
どうせなら「黒い瞳」とかあの辺の曲も入れてほしかったりする、往年のジェーニャ好きの私。

日本勢もお疲れ様でした～。
羽生君の物凄さに度肝を抜かれ（もうこのまま突き抜けておくれ）
一戦ごとに成長する成龍に感涙し（個人戦も出られるのが嬉しいよう）
リード組の頑張りに胸が熱くなり（怪我が悪化しませんように！）
真央ちゃんやあっこちゃんやまっちー（良かったけど）は、個人戦がんば！

外国勢だとイタリア女子が良かった！
特にコストナー！
個人的に彼女のことはずっと大好きですが、円熟の域に入った彼女の素晴らしさたるや。
「ガブリエルのオーボエ」とか「カノン」とかの教会音楽系はもともとハマる人ですが、
今回の「アヴェ・マリア」は、「待ってました！」感じのハマりプロ。
彼女にしか表現できない静謐さと神聖さ。あ～、いいもの見た。
フリーも「ボレロ」に戻したらしいので…期待します。
いや、五輪でのコストナーって全然良かった記憶が無いんですが、
そこもひっくるめて彼女が好きなんですが、でも彼女にメダルとってほしい！

マルケイも神がかった素晴らしい出来でした！
彼女もまた、キャリアを重ねて唯一無二の個性を手に入れた選手の一人。

ペアとアイスダンスをじっくり見られたのも良かった。
私はもともと、アニシナ＆ペーゼラからフィギュアスケートファンになったのだった。
（しかし最近はあんまりじっくり見られてないんだよね…世界選手権とか）
ショートダンスで出てきたユーロ勢も素敵だったし、
トップ２の北米勢は言わずもがな。
今年のデーヴィス＆ホワイトは本当に素晴らしい。
元々ドラマチックなプログラムが似合うカップルだけど、今季の作品はどちらも惚れ惚れ。
ヴァーチュア＆モイアも本領発揮の優雅なプログラム。
この２強時代は幸せな時代だった、と、きっと後に回顧することになるのだろう。
個人戦でもう一回見られるのが嬉しいな。

ペアも個人戦が楽しみ。
団体で出番のなかったパン＆トンとかサフチェンコ＆ゾルコヴィーが、
チャンピオンのボロソジャー＆トランコフにどう絡んでくるのか。

睡眠との兼ね合いが当面の課題です（と、最初に戻る）