さて、私は何度目を瞑ったでしょう。

映画「スウィーニー・トッド」見てきました。

宝塚を見るために上京したんですが、
雪による遅れを警戒して早めの新幹線で行ったら早く着きすぎてしまい、
東京宝塚劇場から徒歩5分の映画館に立ち寄りました。
…予告編が長すぎて時間を読み誤り、
エンドロールになったところで席を立たざるを得なかったんですが。
（だからもしもエンドロール後にもう１落ちあったら誰か教えてください・笑）

ジョニー・デップはミーハー的に好きですが、
映画館で見るのは実は初めてです。
海賊さんもレンタルDVDだったし（しかも１しか見てない）
こないだテレビでチャリチョコ見ました。

ソンドハイムのミュージカルということで興味はあったんですが、
とにかく流血が多くてエグイという話も聞いていたので、
こういう時でもなければ見る機会もないだろうと…。

で、一人で見てたんですが。
全編通して、
怖いよー。エグイよー。
もう何回目を背け、瞑り、
でもそうしちゃうと字幕が見えなくて話がわからないよー
という葛藤と終始戦っていました（笑）

いや、面白かったんですよ。ものすごく。
物語的にもスッキリしてるし。（救いはないけど）
舞台で見たいかな。
舞台だったら血はこんなに出ないだろうし（笑）

マザー・グース的な無邪気な残酷さと思えば平気なんですが、
映像として見るとやっぱりエグイっす…

ミュージカルとしては…
子役が上手い。あの歌、かなり難しいと思う。
歌の途中に普通に怖い展開になるのでいつも冷や冷や（笑）
ジョニー・デップも上手かったが、
敵役のアラン・リックマン（ハリポタのスネイプ先生ですね）が
めちゃくちゃええ声で聞き惚れた。

映画館の音響が良かったので音楽は楽しめました。

しかしジョニー・デップって本当に役の度に顔の変わる人だなあ。

怖かったけど。逃げたいぐらい怖かったけど。
（元々怪談も流血も駄目なんだ）
いい映画だったと思うのです。