空中楼閣―Talking Dream―

好きなものを徒然なるままに。

花組ドラマシティ公演「カナリア」

2011-10-24 20:41:55 | 観劇(タカラヅカ)
結構強行軍でしたが行ってきました、梅田まで。
何せ、往復、高速バス(笑)

ドラマシティっていつ以来だろう…と振り返ってみれば、
2007年3月の「A/L」(宙組)以来でした!(驚愕)
タニウメお披露目以来かあ~うわ~~
その間にも、「カラマーゾフの兄弟」とか「相棒」とか、その他、
見たい公演はいっぱいあったんですがねえ。

というわけで、正塚先生の「カナリア」です。
ちなみに初演は見てません。
当時私は別にヅカファンじゃなかったし、何より受験生だった…ああ…遠い昔だわww

冒頭の悪魔たちのダンスがカッコいい。
その中で際立つ、壮一帆さんの美貌とスタイル、オーラ。
私の好きな壮さんがいる。

えー、基本的にはコメディですので、よく笑わせていただきました。
地獄の描写とか好きやわー。

校長・パシャ役の悠真さんとか、ホームレス・ティアロッサミ役の桜一花ちゃんとか、
ラブロー神父様役の愛音さんとか、皆本当に上手い!

ヒロイン・アジャーニは実咲凜音ちゃん。
かわいい。そして上手い。
まだまだ初々しくて、悪魔も手玉に取られてしまうような強かさ…はあんまり見えなかったけど、
人生に対する前向きさ・必死さは伝わってきて感情移入できました。
…でも、出世してからのゴージャス衣装があんまり似合ってなかったなあ…
もっと素敵になれただろうに。

朝夏まなとさんはやっぱり好きな顔で(笑)大好きです。

壮さん演じるヴィムの…悪魔に言うのもなんなんだけどまっすぐさが
すごく好きで、ずーっとヴィムを応援しながら見ていました。
アジャーニなんかどうなってもいいから(笑)ヴィムの任務を成功させたい、と。
それが途中から、アジャーニのほうにも情が移って、
何とかヴィムとアジャーニに幸せになってほしいな…という思いに変わって。
そう思わせてくれた実咲さんは凄いのかも。

だから。
実は、予定調和でいいから、ハッピーエンドを望んでいた。
そして、ブラックだけれどもコメディだから、油断していた。
だからこそ、このラストは、切ない。
だってアジャーニがかわいそうじゃないか!
いや、まあ、ヴィムは元々この世の者じゃないから、あれでいいんだろうけれども。

フィナーレで発散。
これが宝塚のいいところですね!


この日はアフタートークがありまして、
バスの時間の関係で途中までしか聞けなかったんですが(涙)
みわっち・一花ちゃん・まぁくん・みりおんの4人のトークショーを楽しんできました。
「ティアロッサミの性別がよくわからないのは正塚先生のこだわり」とか、
「桜一花は今回、娘役13年目にして初めて『わっかのドレス』を着た!」とか、
楽しいお話たくさんあったんですが、やはり、
「みわっちのたっての希望で、金塊のかぶりものをかぶったまま話すジェンヌたち」
の図がシュールすぎて、その後のトークをあんまり覚えていません(爆)
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