麗しいトップコンビ、万歳。
感想書けていないけれど、お披露目のスカピンもとっても良かったです。
ベニー氏のグラパンは期待通りの素晴らしさ、めちゃくちゃ笑わせてもらったし、
それ以上にパーシーが予想以上に良かった。
とうこさん(映像のみ)やきりやんと違って、
「対・マルグリッドに全く余裕の無い、恋に不器用なパーシー」が新鮮だった。
ショーヴランへの嫉妬が隠せないパーシー。
そしてキサキちゃんのマルグリッド。あの、美貌。歌も頑張っていた!
今回はショー付オリジナル作品。原田先生の大劇場のお芝居登板は2年ぶりかな?
そして酒井先生の洋物ショーっていつ以来?
(私の記憶ではあさこさんの「レ・ビジュー・ブリアン」ぐらいまで遡るのですが、
さすがに間にあったっけ?)
【ベルリン、わが愛】
あ、私は原田先生のデビュー作(バウ)は見られてなくて粗筋しか知らないのですが、
その際に主演してナチス将校と渡り合う初々しい芸術家の卵を演じていたかちゃが、
敵役のナチス閣僚ゲッベルスを堂々と演じていて感動しました。
そして冒頭に映画「メトロポリス」が出てきたり、
同じ映画会社が「ノスフェラトゥ」とか作っていて故に「ホラーばかり作ってる」と
言われていたり、
ケストナーの恋人がルイーゼロッテという名前だったのを初めて知ったり
(だから『ふたりのロッテ』のヒロイン2人はルイーゼとロッテなのか!)と、
色々歴史好き心がくすぐられて面白かったです。
トーキー映画を作ろう!という流れや、名も無き女優の卵にスポットが当たる展開に、
「雨に唄えば」を思い出して懐かしく、そこにかいちゃんがいることが感慨深かった。
後は…えーっと…
キサキちゃんの美貌がスクリーンに大写しになって、
それに皆魅せられてしまうのが物凄い説得力。
そして改めて、ベニー&キサキちゃん、めっちゃくちゃ美しい。うっとりする。
えーっと。
……私、原田先生作品って、演出は好きだけど脚本が好きじゃないです(言っちゃった)。
画面はとっても素敵だし、小ネタもわりと好きなんだけど、
脚本にあっちこっち引っ掛かって美しい世界に浸れない。
琴ちゃんのケストナーのソロが本当に素晴らしかったんだけど、
恋人と既に同棲していて、キスを交わした直後に、
「『愛してる』の言葉をどうしても君に告げられない」とかいう内容を歌われてしまうと
「え??」となってしまって足を取られてしまう。
だいたいゲッベルス登場させてケストナー登場させて、
ナチスによる焚書事件までやって、なぜケストナーの著書が焚書に遭った話を省略する…?
歴史ネタの扱いが万事「?」で、面白いものを使っているからこそ、
レニ・リーフェンシュタールについてああいう使い方をする意味は?とか
(映画監督になる前に女優もやってたんですね。でも彼女を出す効果がないよねえ)
最後に2人だけで脱出できたらOKなのか?
しかもパリでいいのか?(その後アメリカに行くとは言ってたけど)とか
ジェンヌの皆さんも画面も衣装も美しいから、宝塚的に及第点なんだろうけど、
(その辺、邪馬台国よりアドバンテージはある…ってああ言っちゃった。
でも「人物の心の動き」はこっちのほうが文句は多い)
ああ、ご卒業の夏樹れいさんの「黒いヴィーナス」ジョセフィン・ベイカー、素晴らしかったです。
しーらんも退団なんだよな…寂しいな…。
【Bouquet de TAKARAZUKA】
あー、こういうクラシカルなレビューは好きだな。
と、終始思いながら見ていました。
酒井先生の作る、安心して浸れる美しい世界。
今年いっぱい見た「『モン・パリ』90周年」作品の中で一番しっくり来たのは、
さすがの年の功なのでしょうね。
みっちゃん政権以来、星組さんってこういう「クラシカル」が前面に出る組になったのかも。
中詰の「セ・マニフィーク」を筆頭に、
「百周年前後で何回か聞いたな…」という懐かしさのある曲(リアルタイムは知らないので)
が多く、クラシカルだけど時代を超越したお洒落さがあるのが酒井ワールド。
定番のスパニッシュ! もベニーさんの魅力全開だったと思います。
琴ちゃんの歌はショーの方が大活躍。
それにしても、男役として安定してきたなあ、琴ちゃん。
かちゃとかいちゃんの同期2人が並んで出ていると目頭が熱くなる「あの頃の宙組」ファン、
でも階段降りの順番がかちゃ→かいちゃんであることに衝撃を受ける。
前作は1本ものミュージカルだったので、大きな羽根背負ってくる皆さんの姿に、
「星組体制」の盤石さを見る。
美しいものを見ることは価値のあること。だっけ?
宙組さんでのせーこちゃんのセリフを思い出させられました。
感想書けていないけれど、お披露目のスカピンもとっても良かったです。
ベニー氏のグラパンは期待通りの素晴らしさ、めちゃくちゃ笑わせてもらったし、
それ以上にパーシーが予想以上に良かった。
とうこさん(映像のみ)やきりやんと違って、
「対・マルグリッドに全く余裕の無い、恋に不器用なパーシー」が新鮮だった。
ショーヴランへの嫉妬が隠せないパーシー。
そしてキサキちゃんのマルグリッド。あの、美貌。歌も頑張っていた!
今回はショー付オリジナル作品。原田先生の大劇場のお芝居登板は2年ぶりかな?
そして酒井先生の洋物ショーっていつ以来?
(私の記憶ではあさこさんの「レ・ビジュー・ブリアン」ぐらいまで遡るのですが、
さすがに間にあったっけ?)
【ベルリン、わが愛】
あ、私は原田先生のデビュー作(バウ)は見られてなくて粗筋しか知らないのですが、
その際に主演してナチス将校と渡り合う初々しい芸術家の卵を演じていたかちゃが、
敵役のナチス閣僚ゲッベルスを堂々と演じていて感動しました。
そして冒頭に映画「メトロポリス」が出てきたり、
同じ映画会社が「ノスフェラトゥ」とか作っていて故に「ホラーばかり作ってる」と
言われていたり、
ケストナーの恋人がルイーゼロッテという名前だったのを初めて知ったり
(だから『ふたりのロッテ』のヒロイン2人はルイーゼとロッテなのか!)と、
色々歴史好き心がくすぐられて面白かったです。
トーキー映画を作ろう!という流れや、名も無き女優の卵にスポットが当たる展開に、
「雨に唄えば」を思い出して懐かしく、そこにかいちゃんがいることが感慨深かった。
後は…えーっと…
キサキちゃんの美貌がスクリーンに大写しになって、
それに皆魅せられてしまうのが物凄い説得力。
そして改めて、ベニー&キサキちゃん、めっちゃくちゃ美しい。うっとりする。
えーっと。
……私、原田先生作品って、演出は好きだけど脚本が好きじゃないです(言っちゃった)。
画面はとっても素敵だし、小ネタもわりと好きなんだけど、
脚本にあっちこっち引っ掛かって美しい世界に浸れない。
琴ちゃんのケストナーのソロが本当に素晴らしかったんだけど、
恋人と既に同棲していて、キスを交わした直後に、
「『愛してる』の言葉をどうしても君に告げられない」とかいう内容を歌われてしまうと
「え??」となってしまって足を取られてしまう。
だいたいゲッベルス登場させてケストナー登場させて、
ナチスによる焚書事件までやって、なぜケストナーの著書が焚書に遭った話を省略する…?
歴史ネタの扱いが万事「?」で、面白いものを使っているからこそ、
レニ・リーフェンシュタールについてああいう使い方をする意味は?とか
(映画監督になる前に女優もやってたんですね。でも彼女を出す効果がないよねえ)
最後に2人だけで脱出できたらOKなのか?
しかもパリでいいのか?(その後アメリカに行くとは言ってたけど)とか
ジェンヌの皆さんも画面も衣装も美しいから、宝塚的に及第点なんだろうけど、
(その辺、邪馬台国よりアドバンテージはある…ってああ言っちゃった。
でも「人物の心の動き」はこっちのほうが文句は多い)
ああ、ご卒業の夏樹れいさんの「黒いヴィーナス」ジョセフィン・ベイカー、素晴らしかったです。
しーらんも退団なんだよな…寂しいな…。
【Bouquet de TAKARAZUKA】
あー、こういうクラシカルなレビューは好きだな。
と、終始思いながら見ていました。
酒井先生の作る、安心して浸れる美しい世界。
今年いっぱい見た「『モン・パリ』90周年」作品の中で一番しっくり来たのは、
さすがの年の功なのでしょうね。
みっちゃん政権以来、星組さんってこういう「クラシカル」が前面に出る組になったのかも。
中詰の「セ・マニフィーク」を筆頭に、
「百周年前後で何回か聞いたな…」という懐かしさのある曲(リアルタイムは知らないので)
が多く、クラシカルだけど時代を超越したお洒落さがあるのが酒井ワールド。
定番のスパニッシュ! もベニーさんの魅力全開だったと思います。
琴ちゃんの歌はショーの方が大活躍。
それにしても、男役として安定してきたなあ、琴ちゃん。
かちゃとかいちゃんの同期2人が並んで出ていると目頭が熱くなる「あの頃の宙組」ファン、
でも階段降りの順番がかちゃ→かいちゃんであることに衝撃を受ける。
前作は1本ものミュージカルだったので、大きな羽根背負ってくる皆さんの姿に、
「星組体制」の盤石さを見る。
美しいものを見ることは価値のあること。だっけ?
宙組さんでのせーこちゃんのセリフを思い出させられました。
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