空中楼閣―Talking Dream―

好きなものを徒然なるままに。

月組「ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-」明日海オスカルVer.

2013-01-27 17:06:08 | 観劇(タカラヅカ)
んー、こっちが正解かな。

相変わらず凄いベルばら人気。
朝8時に劇場前到着では、座席券買えませんでした。というわけでまたもや立ち見。

そこまでしても見たかった、みりおオスカル&まさおアンドレ。

オープニング、漫画の絵の向こうからオスカルアンドレが出てきた瞬間に、
「うわ、本物!」と、テンション急上昇!!

みりおオスカルの美しさ。
アンドレだと気になった線の細さや小柄さが、オスカルだとドンピシャ!
完璧な美貌ながら、キリッと凛々しいあたりまで、まさにオスカル!!
誰が着ても微妙だと思ってた赤×白のオスカル軍服があんなに似合うなんて!

まさきアンドレのカッコ良さ。
響く低音の歌声が心地よい。
オスカルだと気になった長身が、アンドレだとオスカルとの理想的な身長差に!
絶対こっちのほうが魅力的だって!!
(…単に私が、まさき氏は男役で見たいというだけかもしれない)

オープニングは、この2人にロックオンしてハクハクしてたら終わってしまいました。
いや、一幕、この2人に見惚れてたら終わっちゃったって感じ(爆)

アラン@マギーとのバランスも、まさドレのほうがいい気がしたなあ。
関係性が対等な感じで。
みりカルに負けちゃったアランの悔しさもすごくよくわかる。

何よりも、オスカルを愛しているアンドレが、とにかく魅力的で(力説)
まさきさんはロミオもティボルトもだけど、ちょっと暴走してくれるほうが好みですね。

二幕の、毒殺未遂直前の独白は、見たかった龍真咲来た!!って感じです。
「今日こそその日」再び!!
…で、肝心の、オスカルを前にしての告白は、
あんまりオスカルを見てなくてw自己完結してるように見えたあたりがまた龍真咲。

みりカルの「アンドレ、そこまで思いつめていたのか」は、
あれ、明らかに、アンドレの恋心自体は察してたよねw スルーしてただけで。
まさか無理心中はかられるとまでは思っていなかっただけで。

ちゃぴロザリーとの関係も、みりカルとだと甘すぎなくて良い感じ。

まさき→みりお だと、「運命の2人」感が強まった気がする。
(単に、初日から数をこなして深化しただけかもしれないけど)
だからこそ、オスカルとアンドレが結ばれたのは「当然の帰結」に見えたし、
アンドレを失ったオスカルの悲痛さが心に刺さった。
バスティーユでの「手を貸してくれ」~「お前はもういないのか」の辺りで、滂沱
オスカルの傍にはアンドレがいるのが当然、いない現在が異常。
そうまで思わせる、強い絆が見えて。

強くて凛々しいオスカルだからこそ、
「シトワイヤン、行こうーーーーーーー!」も、
「フランス、万歳……」も良かったし、
泣き崩れるロザリーと、その傍らで涙を堪えて剣をかざすアラン&ベルナールにまた泣かされた。


えーっと、後は2回目なので、新しく気づいたこととか前回書けてなかったことを。

みやるりのベルナールが、ぶれない感じでとても良い。
でも、みやるりジェローデルも見たかったなー。絶対似合ってるもんな。

たまきちジェローデルは…えっと、いろいろ頑張れ。
ジェローデルは脚本上、結構めちゃくちゃなことになってて、
特に最後の登場シーンでは、何で今お前パリにきてるんだよとか、
何でいきなりオスカルにタメ口になってるんだよとか(てか何でいきなり殴るんだよとか)、
ジェンヌさんの責任じゃないところでツッコミどころ満載になってるんだけど、
オスカルに全く釣り合ってない感じが…うん、頑張れ。まだ若いもんね。

ゆりや君のフェルゼンは…同じく、悪いのは脚本なんだけど、いろいろ頑張れ。

ブイエ将軍も脚本上めちゃくちゃなんだけど、越リュウ組長が色男すぎて、
なんとなく騙されるのが凄いw しかも、はっきり敵役だからねえ、まだマシか。

副組長あーちゃん、これで宝塚で見るのは最後になっちゃうなあ。
お疲れ様でした。最後までかわいかったわ。


というわけで、ベルばら祭前半はこれまで!

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