猫・桜・自然・発煙筒・祭り・時々御酒と独り言

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家猫6人庭猫2人と桜に囲まれ 忙しない毎日を生きております。

マツヨイグサ

2011-07-20 23:29:21 | 木と野と花

 台風6号『マーゴン』が接近して居ます。予想よりは太平洋側

 に南下してくれましたので若干は 雨風とも然程・多く有り

 ませんが 其れでも台風特有の雨風が続きます。

 マツヨイグサが咲き始めました。まさかこの雨の中に咲いて

 居ないだろうと思っては 居たのですが健気にも大粒の雨の中 

 見事に咲いていました。

   
 マツヨイグサの仲間で黄色系統は マツヨイグサ『待宵草』

 白色系統は ツキミソウ『月見草』赤色系統は ユウゲショウ

 『夕化粧』と区別されては居ますが 何時もの事ながらネット

 上では ゴチャゴチャに成って居る方も有る様です。

 同じ黄色の仲間に 径が八㌢と大きいオオマツヨイグサも

 有る様ですが残念ながら 未だ見たことが有りません。

 宵待草と言う歌が有りますが この花の事と思われます。

 夕方から咲き始め朝に萎む花です。

 この時期・日本各地に咲いている花です。 お散歩の途中

 一寸・路地や荒地を見ては如何でしょうか? 


 遣る瀬ない釣り鐘草の夕の歌が あれあれ風に吹かれて来る

 待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草の心もとなき

 想ふまいとは思へども 我としもなきため涙 

 今宵は月も出ぬさうな
   竹久夢二氏の元詩

 皆さんが御存知のこの歌は夢二氏が没・4年後に映画『宵待草 

 』が企画されその主題歌として西條八十氏が二番を補作しま

 した。

 ① 待てど暮らせど 来ぬひとを

   宵待草の やるせなさ

   今宵は月も 出ぬそうな

 ② 暮れて河原に 星一つ

   宵待草の 花が散る『花の露』

   更けては風も 泣くそうな
 作詞 竹下夢二 補作 西條八十

   
 花が散る⇒花の露は この花は開花後に散るわけでは無い

 ので歌詞が変更となったとされています。

  
 
コメント
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