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朝から冷たい雨が降ります
こんな日に私の口からツイ出てくる唄は 北原白秋作詞の『雨』です
">① 雨がふります 雨がふる
あそびにゆきたし 傘はなし
紅緒のかっこも 緒がきれた
④ 雨がふります 雨がふる
昼もふるふる 夜もふる
雨がふります 雨がふる
今の子達は どうだかわかりませんが 我々子供の頃・道産子の子供は 余り傘をさしませんでした
そのせいかどうかは わかりませんが今でも少々の雨の時は 駆け出して軒先軒先を潜り抜ける癖が有ります
大雨に成ると雨合羽を着て学校に通った記憶が有ります
小学生の低学年の頃には 重たい番傘が我が家にも有りましたが 重すぎて使わなかったのだろうと思って居ます
その後にコウモリ傘が出来たのですが 高価だったのと雨上がりには 室内で乾かさないと布が切れやすくなると言われて陰干しした記憶が有ります
その室内干しの下での昼寝は何故か温かな柔らかな空気が広がる場所でした
大正7年に 赤い鳥に掲載されたこの唄は 何故か今でもメロディーと歌詞が出てきます
私が生まれた床潭小学校の隣の官舎は 既に無く 父が初代の校長をしていた床潭中学校は既に廃坑・床潭小学校は 今年3月で閉校 その後・父の赴任先の門静小学校の幼い頃の想いでとこの唄が
こんな雨の日は鮮明に思い出す私です