'18. 小平奈緒・金メダル。やっぱりやってくれた。

　私にとって今回のオリンピックの中で一番の注目競技女子500mスピード・スケートは、期待通りの結果で終りました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『絶対王者』と言われながらも、結果を残せる選手は少ない。1.000mで2位、そして500mで優勝･･･と、彼女は確実に結果を残しました。それもオリンピック新記録・低地リンクでの世界記録・日本スピード・スケート初の金メダルと云う、誰にもマネ出来無い様な記録と共に。一般的に考えるなら、現在31才になってまで未だ伸びしろが有るというのは、まさに驚異としか言い様が有りません。「体幹」と云う言葉が有りますけれど、彼女には更に「心・幹」と云うものが兼ね備わっているのでしょう。14組目のスタートでの結果を見た時に、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「やった～、金メダルだ ! 」と確信しました。あと二組残っていたにも拘らず。そしてその通りになりました。銅メダルは同走したチェコのエルバノバー選手が受賞。その事から見てもこのレースが如何にハイレベルなものだったかのかが容易に窺い知る事が出来ます。最後の4コーナを周ってからゴール迄の凡そ70~80m間の伸びは圧巻でした。本当にスゴイ選手・女性です。ゴール直後の潤んだ瞳で、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「景色が見えなかった」…と云うコメントを物語るものとして、表彰台の上で二度程飛び跳ねていたのがとても印象的でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1.998年の長野オリンピックで清水浩康の金メダル、岡崎朋美の銅メダル以来20年振りの快挙でした。所属している相沢病医院の理事長にも感謝ですね。理解者の存在の大きさが良く解ります。しかしそれにしても、地元では間髪を開けずにすぐさま号外が出たのには笑ってしまいました。既に昼間のうちから用意されていたのでしょう。みんな信じていたのでしょうね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まだまだ奈緒ちゃんは伸びますよ。これからの活躍に大きな期待を抱かせてくれました。これからもガンバレ、奈緒ちゃん!!!

500mでは世界大会24連勝中、ワールドカップでは2.016年から15戦負け無しでの今回のオリンピックでした。あとは高木美帆選手が出場する団体・女子のパシュートに期待ですね。それから…女子のカーリングが面白くなってきそうですね。