ワールド・カップ王者に新たな勲章
過去13回の出場中グループ・リーグ敗退は1回、4位3回、3位5回、2位4回と云う成績で、あと一歩と云うところが壁になっていたこのアジア・カップ。「なでしこ」という呼称が採用されたのが2004年の事。以来この大会では4・3・3位と成績面では「なでしこ」の呼称が付く前よりやや見劣りがしていました。ワールド・カップで見てみると6回出場していて、記憶に新しい2011年 . . . 本文を読む
劇的な幕切れ ! 岩清水梓・決勝ゴール !!
全てが⑥宮間あやから。 「なでしこ」が世間の注目を集め始め出した頃から、終始チームの要であり牽引してきた宮間あや。正確無比なパスとシュート力で、ここ一番と云う所で「なでしこ」を導いてきました。その存在感が準決勝のここでも遺憾なく発揮された試合でした。2-1というロースコアでしたが、本来はもっと圧倒的な結果が待っていた筈。そうならなかったのは決定力不足 . . . 本文を読む
試合を決めたスーパー・ミドル・シュート
完全アウェイのベトナム戦。守りに徹していたベトナムのゴール前を崩し切れないでいた「なでしこ」。⑧宮間あやと⑨川澄奈穂美が何度となく正確でタイミングの良いパスを出してはいたものの、決定力に欠けていて「これは苦戦を覚悟の試合となるのか…」と思っていた。確かに昔のベトナムとは異い多少なりともレベルは上がっていたものの、この決定力不足は今の「なでし . . . 本文を読む
不安が残るディフェンス
海外組が出られなくなった時点で、多くの課題が見えていた。近賀ゆかり、熊谷紗希という守備の要である二人を欠いた事は大きな痛手となっていた。頼みの綱は③岩清水梓。しかしそれにしても限度は有る。そこで補強の選手は…という事になるのですが、二人の抜けた穴を埋めるまでの選手となると、これが難しかった、と云うのが実情でしょう。結局、上尾野辺・有吉・宇津木・長船・高畑 . . . 本文を読む