気の向くままに junne

不本意な時代の流れに迎合せず、
都合に合わせて阿らない生き方を善しとし
その様な人生を追及しています

‘14. 秋の夜長には 昔懐かしい映画を

2014年11月19日 | 日記・エッセイ・コラム

映画 A Hard Day's Night 

1964年制作

 まだジョンは24歳の数か月前で、ポールは22歳の頃のもの。 この4人が数か月後に アメリカを征服し、やがては世界の文化・風俗・音楽の在り方を変える事になるとは、 誰が予想出来たでしょうか。人生そのものが変ってしまったという人達も沢山いて、そういった所謂ビートルズ・チルドレン達が結果、現在の意識革命の礎となるものを次々と生み出して行く事になったのは誰もが周知の事実。

 彼らの偉大な処の一つには、常に世代を越えながら半世紀に渡り支持され続けてきた事が挙げられるでしょう。 そんなザ・ビートルズの第一作目の映画で、当時の彼等の日常を、まさにドキュメント・タッチで描いた作品。今でも色褪せる事無く、また時代を感じさせないのは、これが白黒で撮られている事にも起因しているのだと思います。何よりも四人の性格を良く捉えている事に、感心させられます。
 当時と異って現在では色々と情報過多になっていて、殆どの人達がThe Beatlsの事を知っているとは思います。ですので、今更ながら細かい事は書きません。今この時代に在って、彼等の素晴らしい音楽と個性、等々を楽しんで欲しいと思うばかりです。

 私は私の人生がビートルズの時代であった事を嬉しく思います。多くの事柄が常に社会現象として発現し、正に時代の転換期であり、そこから人生を学ぶ事が出来たのです。この映画は丁度そんな時代の幕開けを漂わせています。単なるロックン・ロール・バンドの映画では有りません。

 それにしても彼等の髪形、ビートルズ・カットともマッシュルーム・ヘアーとも言われ、当時の大人たちからはひんしゅくを買っていました。その一番の理由は・・と云えば「長い」と云う事でした。現在では「アレのどこが長いの?」と誰でも思うし、「たいした事ないじゃない」と云う時代。半世紀前はそんな時代だったんですね。今では考えられない時代。それが時の重み・・とでも云うのでしょうか。まぁ、色んな意味で楽しめる映画です。この秋は、何処かで見つけて、寒い夜長、“A Hard Day’s Night”を観ながら過ごすのも一興かと思います。

      

       

  

     

   

   

                             


最新の画像もっと見る

コメントを投稿