今年は“少女時代”の幕開けになるのでしょうか? 所謂「天才少女出現」と各種メディアはその功績を称えています。それもその筈、年明けと共に結果を出し続けているからです。
先ずはワールド・カップで2位になったと思ったら、続いてのユース・オリンピックで金メダルに輝き、全日本選手権ではノーマルヒルとラージヒルでの2冠をものにしてしまったのですから、大人顔負け、その実力を見事に証明してくれたのです。
これはスキー・ジャンプでの話しですが、スケートの方はちょっと残念な結果でしたね。期待されていた小平奈穂、高木美帆は持てる力を存分に発揮する事が出来ず不本意な成績で終ってしまいました。どうもスケートは日本人にとって今一歩という感が付いて回ります。国旗を真ん中に揚げるには今少し時間が掛りそうですね。それでも彼女達への期待は大きなものが有ります。何とか頑張って欲しいものです。
ところで前述の高梨沙羅ちゃん、15歳という若さで結果が示している様に技術的には天性のものが光っていますが、まだまだ十分に伸びシロを残しているのは確か。これから成長するにしたがって、どこまでいけるのか楽しみでなりません。かつて様々な競技に於いて「天才少女」と呼ばれた選手は数人いるには居ましたが、十代から二十代に入る頃には、もはや「天才」の称号が取り外されてしまっていましたが、この高梨沙羅ちゃんは、十分に世界へと羽ばたける存在だと思いますよ。ただ気掛りなのは周囲の反応です。なにせまだまだ若い・・と云うより子供なので、周りの環境に大きく左右され易いという事を考慮してあげなければならないのです。この若さの頃から過大にチヤホヤし過ぎると、せっかくの才能が台無しになってしまう恐れがあるからです。今は伸び伸びと才能に磨きをかける事に、その環境を作ってあげる事に周囲の人達は心掛けるべきでしょう。
今年もまたスポーツの世界大会が始まって来た様です。間近ではオリンピックのサッカー出場をかけた試合。先日はシリアに敗れ帰国しましたが、どうも先行き不安・・の様相を呈していますが、果たして大丈夫なのでしょうか? 来月は野口みずき選手がマラソンで切符を手に入れられるかが気になります。これから暖かくなるにつれ、スポーツ観戦が楽しみになってきました。
天才少女に負けない様、みなさん、頑張って下さいな。
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