※大阪薫英女学院
インターハイ予選最終順位決定リーグを当然の如く3戦全勝で制し冬に続き連覇 やはり大阪では頭ひとつ抜きん出た存在 長らく大阪では負けていない 昨年より個々の力はやや落ちるがその分は総合力でカバー 旧チームは特別に印象に残らなかった部分で勝負できるチームであるという印象は変わらない 背番号8の選手の成長が顕著だった
※大阪桐蔭
初戦の浪商戦では苦戦も予想されたリバウンドを第1ピリオドで完全に制し快勝 二戦目の関大一戦にも勝利しインターハイ出場を決めるもサイドからのドリブルでの切れ込みをかなりさせてしまったディフェンスに課題を残した 最終戦は薫英相手に怪我人の復帰や新戦力の台頭で前半で決した新人戦と違い第3ピリオドまで何とか勝負するも結局は歯が立たず 相手が2点シュートの範囲内からならどこからでもリバウンドに参戦してきたのに対し大阪桐蔭はゴール下の選手のみ 外れたシュートがどこに落ちるか予測する力 ルーズボールへの反応の鋭さ 寄せられた中でもシュートを着々と決めることが出来るなどのボール捌き等で差があった もし大阪にウインターカップ2枠以上をもたらす条件が例年通りなら今季はそれは厳しいかと思われ、となると今季大阪桐蔭がその舞台に立つには薫英に勝つしかないと思われるが現状難しそう ではどうすればそれを可能にできるか それにはディフェンスリバウンドを確実にものにし続ける事に徹することかと思われる どんなスポーツでもジャイキリの基本はロースコア だがバスケはそれになることがないためジャイキリが皆無と言ってよいくらい発生しない でもそれをやらないとウインターカップには出られない ではバスケで言うところのロースコア勝負とは何か ロースコア勝負とは守り合いに持ち込むこと バスケにとってそれはディフェンスリバウンドを確実に制する事かと思われる そのためには攻撃時シュートが外れるとリバウンドをとって攻撃を継続したいところだが薫英相手にはそこはこらえてシュートを放った選手以外はさっと自陣に帰りディフェンスに備える リバウンド勝負になればゴール下だけでなくミドルレンジ付近の相手選手のリバウンドへの参戦を封じる こうした事を心がけ我慢比べに持ち込み勝機を見出す これではないかと思われます
※大体大浪商
初戦の大阪桐蔭戦ではリバウンドの攻防に活路を見出したかったが序盤そこで完全にやられて前半で勝負を決められる 薫英にも大敗しインターハイ出場を逃す 高さ強さを活かすスピード感が増してくるかどうかが今後の飛躍の鍵かと思わせる
※関大一
インターハイ出場は逃すもドリブルでの突破力には観るべきものがあった ゴール下の強さに磨きをかければ、今後の飛躍も期待できる
※今季の大阪の高校バスケ女子は結局は例年通り本命薫英対抗大阪桐蔭かと思われます 両校とも大器晩成型のチームでインターハイはもちろんですがその先のウインターカップに向けての覚醒が期待できるチームカラーかと思われます