2018/11/11 明日香へ
久しぶりの飛鳥寺と飛鳥大仏です。
飛鳥大仏は609年には完成したとされ、日本最古の仏像ですが、国宝とはなっていません。後世の補修箇所が多く、造られた7世紀当時の部分がほとんど残っていないことが理由かとされています。
最近、大阪大学の藤岡教授の研究チームが蛍光エックス線を用い、飛鳥大仏の約150カ所で含まれる金属の割合を調査した結果、顔の大半は成分に差がなかったと報告してます。教授は「顔はほぼオリジナルとみていい」と話し、顔の補修したような跡は、鋳造時にできた穴などを埋めた跡とみられるという。右の手のひらの上半分もオリジナルの可能性があるそうです。
地元では再び国宝に登録されることが期待されているようです。
県立万葉文化館
万葉集をテーマとするミュージアムです。万葉の世界を堪能できます。
飛鳥池工房遺跡
文化館の建設時に発掘され、万葉文化館敷地内に復元展示されています。
ガラス製品や金・銀・銅製品などを製作、富本銭も鋳造されていたことも判明しています。富本銭は和同開珎よりも古い最古の鋳造銭です。また数千点にも及ぶ木簡が出土しています。
飛鳥池工房遺跡北半部
夕方、正倉院展へ
興福寺金堂
猿沢の池から
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