ほとんどのネタが、海外からの輸入冷凍ものです。
珍味とされている『えんがわ』も、値の張るヒラメではなくカラスガレイの冷凍
冷凍物を大量に輸入した場合、円高の今かなり原価が下がります。
薬品を振り掛けた、海外の冷凍ものを食べて美味しいと喜んでいる日本人 私は、食の原点は地物の旬の物を食べることだと思ってます。
どう転んでも近海天然物しか使えないアジ、イサキ、スズキ、ホウボウ、太刀魚などが新鮮で旬であれば美味しいのが当たり前
今では、〆さばまで冷凍があります。
和食は、鮮度・素材の引き出し・組み合わせです。
創作料理に惑わされた日本人
寿司にも、それがきてます。
私は、原点を大切にします。
それが、お客様に必要とされることだと思います。
料理に手間隙かけず、美味しいものがだせれたら職人はいりません。
それが今の現実です。
伝統が、とぎれそうな今
若い人たちに、受け継いでもらいたい。
私たちも、もっと努力します。
みなさんも、マスコミに洗脳されない 素材の味を楽しんで欲しい
よくテレビで、刺身食べて甘―いといってますが、絶対に魚が甘くはないです。 甘いのは醤油です。
何でも、甘いって言えば美味しいと思わないことです。
本当に、美味しいものを食べた時には、ものが言えない感動を味わって欲しいです。
当店も、正直冷凍物もかなり使ってます。
でも、朝取れた瀬戸内海の大漁な魚を職人が三枚卸にしてネタに切ってます。 私が、食べて欲しいのは旬のものです。
365日あるものに、感動するものはない。
婆さんが、言ってました。 旬のものは安くて美味しくて体にいいと。 体にいいってことは、体に馴染む食べ物です。
幸せは、足元にある。 隣の畑でなっているなすび これが、一番体にいいのです。