『シャーロック・ホームズの冒険(8)「ぶなの木屋敷の怪」』 1984年イギリス

"The Adventures of Sherlock Holmes : The Copper Beeches"


先日、NHK-BSプレミアムで放映していた『シャーロック・ホームズの冒険(8)「ぶなの木屋敷の怪」』を観ました。

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「ジェレミー・ブレット」が演じた「シャーロック・ホームズ」のドラマをＢＳＰと４Ｋで放送！
「ぶなの木屋敷」と呼ばれる邸宅が抱える大きな秘密とは…？

仕事を探していた身寄りのない女性「バイオレット」は、「ぶなの木屋敷」の主人に気に入られ、息子の家庭教師を頼まれる。
高い報酬を提示されるが、髪を切ることが条件だという。
いったんは断ったものの後悔していたところ、さらに報酬を上げるとの手紙が来る。
迷った「バイオレット」は「ホームズ」に相談し、結局引き受けることに。
髪を切り、意を決して屋敷に向かった彼女に、次々と不思議な出来事が起こる。
イギリス１９８４年制作。
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グラナダテレビ制作、「ジェレミー・ブレット」主演でテレビドラマ化された「シャーロック・ホームズの冒険」シリーズの第8話にあたる作品です。


興味ある犯罪がないと嘆いている「ホームズ」に、またも彼をがっかりさせるような相談が持ち込まれた…　身寄りのない「バイオレット・ハンター」は、職業紹介所で「ルーキャッスル」という男に破格の給料を申し入れられたが、その代わりに、その美しい髪を切るようにという条件を出されたというのだ、、


「ホームズ」は、彼女がその仕事を受けることに反対するが、「バイオレット」はやる気だった…　仕方なく、「ホームズ」は、何かあったら、すぐに連絡するようにと言って彼女を送り出す。


そして、ある日、助けを求める電報が届く…　ハンプシャーに急行した「ホームズ」と「ワトスン」は、「バイオレット」から不思議な体験を聞かされる……。



美しい髪を切るとか、青いドレスを着て窓際に座らされる…　等、怪しい指示はあるものの、家庭教師としては異常な高給で雇われ、知らないうちに娘の身代わりを演じさせられていた、、、


という展開は、シンプルでわかりやすかったですね…　「バイオレット」の行動がやや軽率に感じるところは気になりますけどね。


幽閉されていた娘「アリス」は、愛する「ファウラー」とともに逃げ出したあと結婚し、モーリシャス諸島へ官史として赴任…　「バイオレット」は私立学校の校長として成功を収めたということなので、ハッピーエンドでしたね、、、


「ルーキャッスル」は廃人同様となり余生を送ったとのことですが…　殺人も発生せず、全体的には軽い感じの作品でした。

-----staff/cast-------------
監督：ポール・アネット
脚本：ビル・クレイグ
美術：マイケル・グライムズ
出演者：
　シャーロック・ホームズ　ジェレミーブレット
　ドクター・ワトスン　デビッド・バーク
　バイオレット・ハンター　ナターシャ・リチャードスン
　ジェフロ・ルーキャッスル　ジョス・アックランド
　ルーキャッスル夫人　ロティ・ウォード
　エドワード・ルーキャッスル　スチュワート・シンバーグ
　ファウラー　マイケル・ロニー
　トラー　ピーター・ジョンフィールド
　トラー夫人　アンジェラ・ブラウン
　ミス・ストーパー　ペイセンス・コリア
　アリス　レイチェル・アンブラー