じゅうのblog

こちらでボチボチ更新していく予定です。

『刑事コロンボ/毒のある花』 1973年アメリカ

2018年12月11日 21時49分00秒 | ■映画・ドラマ
   "COLUMBO: Lovely But Lethal "


先日、BS-TBSで放映していた『刑事コロンボ/毒のある花』を観ました。

-----story-------------
「ビベカ・スコット」が社長をつとめるビューティマーク化粧品は、「ミラクル」という皺取りクリームの開発に成功した。
これでライバル会社のラング社を出し抜けると喜ぶ「ビベカ」だったが、「ミラクル」のサンプルをラング社に持ち込まれた、という情報が飛び込んでくる。
-----------------------

刑事「コロンボ」シリーズの第3シーズンの第18話にあたる作品、、、


画期的な美容クリームが開発された… 開発を推進していたのは、大手化粧品会社を経営する若き女性社長「ビベカ・スコット」だが、その秘密は、かつて「ビベカ」に手ひどく利用された男「カール・レシング」の手によって、ライバルのラング社にもたらされようとしていた。

「ビベカ」は、過去に付き合ったこともある「カール」の自宅を訪ね、ライバル社への持ち込みを止めようとするが… 翻意させることができず、愛情関係を修復させることもできなかったことから、発作的に顕微鏡で殴り殺してしまう、、、


「コロンボ」は、裕福ではない「カール」が豪華なヨーロッパ旅行を計画していたことや、「カール」の自宅に残されていた雑誌のメモが黒色の眉墨のペンシルで描かれていたこと(「ビベカ」は目の下のホクロを眉墨のペンシルで描いていた)、「カール」の自宅で缶の底に八角形の跡があり、ビューティーマーク社の試作品をいれる瓶の底も八角形になっていること、「カール」の自宅のダーツの的には「ビベカ」の写真が貼ってあったこと等から、「カール」の殺害は「ビベカ」の犯行と推察して捜査を進めます… そして、「コロンボ」は忍耐強く、地道な捜査の結果、「コロンボ」「ビベカ」が、近郊には繁殖していない毒蔦(うるし)により手がかぶれており、凶器の顕微鏡のスライドに毒蔦がセットされていたことに気付き、これを決め手として「ビベカ」を追い詰める。


得られた断片的な情報を繋ぎあわせながら事件の全体像を次第に明らかにして、粘り強く捜査を進める「コロンボ」の姿が印象的な作品でしたね。

-----staff/cast-------------
監督:ジュノー・シュウォーク
原案:ミルナ・バーコヴィッチ
脚本:ジャクソン・ギリス
撮影:ハリー・ウルフ
音楽:ディック・デ・ベネディクティス
出演:
 ピーター・フォーク(コロンボ)
 ヴェラ・マイルズ(ヴィヴェカ・スコット)
 マーティン・シーン(カール・レシング)
 ヴィンセント・プライス(デヴィッド・ラング)
 ブルース・カービイ(研究員)
 ジョン・フィネガン(刑事)
 フレッド・ドレイパー(Dr. マーチソン)
 シアン・バーバラ・アレン(シャーリー・ブレイン(ラングの秘書))
 ダイアン・トラヴィス(ブロンドのインストラクター)
 ジーノ・コンフォルティ(ファーディ(広告カメラマン))
 マーク・ハンニバル(鑑識(指紋係))
 デヴィッド・トマ(制服警官)
 コルビー・チェスター(ジェリー(ビューティーマーク社の社員))
 リチャード・スタール(バートン(旅行代理店社長))
 レイン・マセス(ファッションショー司会)








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『幸福な生活』 百田尚樹 | トップ | 『還るべき場所』 笹本稜平 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

■映画・ドラマ」カテゴリの最新記事