2013年7月9日 萩城跡から臨む海。
こういう海に突き出た城というのを初めて見たのでとても新鮮な感じがした。
半島が城になっていて石垣が海に面して半島を半周している。建物は何も残っていない。右手の松林の向こう側が旧城下町。
まだ戦国時代の面影を残す城なのだろう。関ヶ原の戦いで敗れた毛利が立てこもった城。萩は他所に移動するにはかなり難渋したであろう地形に囲まれている。参勤交代は船を使って西回りで関門海峡から瀬戸内海を通り播磨の室津で山陽道へという行程だったらしい。一気に大阪へ行くには当時の大名が持つ船の構造上、無理があったとか。そんなことは無いと思う。大阪へ乗り付けなかったのは将軍家への遠慮か、もしかしたら豊臣家への遠慮だろうと思う。
訪れた日はとても暑い日で、もっと涼しければ指月山の山頂の詰丸に登ってみたところだが、見上げるだけで退散。
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