投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

笑う警官 - 佐々木 譲(ハルキ文庫)

笑う警官 (ハルキ文庫)
佐々木 譲
角川春樹事務所

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2007年5月18日 第1刷発行 2008年9月8日 第22刷発行

元は平成16年12月に「うたう警官」として出版されたもの。映画化されて2009年11月14日公開予定。映画化が決まったときに角川春樹から改題の提案があった。映画のタイトルだけを変えるという手もあったが、文庫化にあたって原作も改題した。

元の題に使われた「うたう」とは、警官が内部告発をすることをいう。その「うたう」ことがこの本の主題になっている。それを何故「笑う」に変えたのか?作品を書く時点で角川春樹から佐々木譲にペール・ヴァールーとマイ・シューヴァルの「笑う警官」のようなものを書いてみないかという話はあったようだが。角川春樹自身のこだわりなんだろうか・・・。


(2008年11月 借り物)
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