投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

隠居の日向ぼっこ - 杉浦日向子(新潮社)

隠居の日向ぼっこ
クリエーター情報なし
新潮社



2005年9月15日 発行
2005年10月30日 第4刷

火箸、団扇、釣り忍、ヘチマ、蚊帳、踏み台等々、江戸の町屋でおなじみの小物を題材に軽妙な語り口で綴った読み物。こんな文章が書けるようになりたいものだ。

以下メモ
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P20 頭巾
赤頭巾ちゃんという童話もなじみだが、じつは彼女の被っているのは頭巾ではなく、ネッカチーフらしい。日本語訳をするときに、ネッカチーフより頭巾のほうが一般的に親しみやすいだろうと、そうなったという。

ヨーロッパ系の映画でも頭巾をかぶってるけど。

P149 ちろり
馴染みの居酒屋では、「さんでし」「いちごう」「ちろり」の注文で酒を呑む。

「さんでし」は3デシリットル、「いちごう」は一合、「ちろり」は器の大きさ。この一貫性のなさが良い。
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(2018年6月 西図書館)

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