わがフリーター人生、セキララ赤面日記―38歳・男性・独身 (PHP文庫) | |
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2005年6月17日第1版第1刷
著者は1967年福岡県北九州市に生まれる。1990年福岡大学卒業。東京の証券会社へ就職。いくつかの会社に勤めた後、10年にわたりフリーター生活をする。
フリーター、明るく楽しそうに書いてあるのだが、、、、。健康であってこそだ。
2012年8月、毎年恒例の大学同窓生の集まりを行ったのだが、しばし子供の就職先についての話で盛り上がった。盛り上がったのは私だけかも知れないが(笑)まあ、私のところは今年だったが他のテーブルを囲んだメンバーのお子さんは就職活動は再来年なんで参考にと強制的に聞かせるかたちになった(笑)
私の結論はそうそう楽な仕事は無いということだ。世の中、たいへんなのだ。あそこが良いここが良いとか言うが、そうそう簡単に入れるわけないだろう。だいたい親がたかが知れている(笑)
私たちの世代の就職活動なんてやってないのに等しかった。今の学生は優秀だと思う。あんな無茶な選考を通過するのだから。しかし、そんな選考を通過しても最後まで同じ会社に残れるのはわずか。色んな理由で離れる。この本の著者が就職した証券会社などかなりきつい。業界トップのNもDも学生向けの会社説明会で楽な仕事じゃないから勘違いしてる人は帰って良いから!と言われるくらい見た目と実態は違う。きついのだ。
向いてないとなると転職になるのだが、なかなか安定した職は無い。転々とする人も多いのだ。
そんな時、結局健康が一番ということでこの場の話は終わった。我々がいままで勤めてこれたのも健康であってこそ、ということも大きい。
(2012年7月 西図書館)