投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

リトル・フォレスト 夏・秋(ジャム) - 映画に出てくる食事の場面(27)


リトル・フォレスト 夏・秋





2014年の邦画。監督・脚本は森淳一。五十嵐大介の漫画が原作。主演は橋本愛。他に三浦貴大、松岡茉優。


橋本愛は東北の小さな集落・小森に一人で住む。自給自足に近い生活をしている。高校まではここで母と二人暮らしをしていたが、高校三年の時に母が失踪。高校を卒業後、町で暮らしていたが小森に戻ってきた。


橋本愛が作る料理があふれていて食事の場面だらけなのだが、選んだのはグミで作ったジャムの場面。


私の家にもグミの木があって子供のころ季節にはいつも食べていた。なんでもジャムになるものだ。同じ系統でアケビの場面もある。懐かしね。




まずこの小さな無駄のないキッチン。これは良い。2016年の年初あたりにリフォームのためにネットで拾ってきたキッチンの写真でこれなら良いなぁと思っていたものがあった。あの写真の出所はこの映画だったことを知る。





朝食の場面。どうだこの小さな家は。おまけに歪んでいる。アニメみたい。でも家ってこういうので良いのだと思うのだ。華美な装飾も無駄な広さも必要ない。人の大きさ多さにあった器であれば良い。



季節のいい時は縁側で食べるのはありだと思う。これは真似をしたい。ジャムをたっぷり塗って・・・。



いただきます!




夏・秋編の次に冬・春編が公開された。夏・秋編では世捨て人のようだった橋本愛は母からの手紙を読んで小森を離れもう一度自分を試すことになる。そうしないと小森が好きで一生懸命生きる人たちに失礼だから。



(2018年11月)

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