投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

民族とは何か - 山本 七平,渡部 昇一,村松 剛(徳間書店)

民族とは何か
山本 七平,渡部 昇一,村松 剛
徳間書店

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1992年8月31日初版 徳間書店

初出誌は月刊サンサーラ1990.7号~1990.11号。著者の山本七平は91年に69歳で「民族とは何か」を執筆中に癌で亡くなる。

この本の第一部が「民族とは何か」。第二部は山本七平の世界観・日本観。これも月刊サンサーラ1992.3号。これに加えて渡部 昇一、村松 剛の語り下ろしで構成。1990年の頃のことであるから日本はバブル経済で世界の勝ち組の内容になっている。

以下メモ

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民族とは階級か?民族闘争の方便として共産革命が利用されたことがある。ベトナム共産主義革命の時、当時のアメリカは戦争中でもベトナム闘争は共産主義革命ではなく民族解放運動だとする考えがあった。

しかし蓋を開けてみると結局は共産主義革命だったのだが・・・・・それでもやはり民族闘争には違いないのだ。(p68)プロレタリア民族とでも言おうか。

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