投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

そのままのきみがすき - マックス・ルケード(いのちのことば社)

そのままのきみがすき
クリエーター情報なし
いのちのことば社



絵)セルジオ•マルティネス

絵本。孤児になった五人兄妹と王様の話。王様が養子にしたのは誰か。絵に興味があって借りた。案外面白かった。

絵本なのだが大人向けかもしれない。少なくとも幼児には向いていないと思う。

人に愛されるため、認めてもらうため、気に入ってもらうため、それには何か才能や能力がいるのだろうか。女の子の兄弟たちは色んな才能を見せ、そのために努力をしたのかもしれない。王様に認めてもらうために。でも主人公の女の子には何もない。自信もない。自己嫌悪があるだけ。でも王様が選んだのそんな女の子だった。きっと王様は思ったのだ、他の兄弟は大丈夫だと。「そのままの君が好きだよ」と王様に認められた女の子は、きっとこれから自信をもって生きていくに違いない。

(2012年7月 西図書館)

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「本のメモ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事