東京でカラヴァッジョ 日記

美術館訪問や書籍など

2016年6月の東京国立博物館

2016年06月17日 | 東博総合文化展

根付と置物-象牙彫刻の伝統
2016年6月7日~ 7月31日
東京国立博物館本館 14室


   超絶技巧に感心するばかりの象牙彫刻が並ぶ。
   印象に残った作品を5点挙げる。

 

安藤緑山作のサクランボ


《桜桃》
安藤緑山(1885?~1955))
大正時代・20世紀


   2014年の三井記念美術館「超絶技巧! 明治工芸の粹」展にて、最高傑作と言われる《竹の子、梅》ほかリアルな象牙彫刻10点強に感嘆したことを思い出す。

 

   安藤緑山作ではないが、これもリアル。

 

《柿》
吉村竜渓作
明治~大正・20世紀

 


   骸骨は展示室の真ん中に鎮座する。 

《牙彫髑髏置物》
旭玉山作
明治14年

 


   根付は小さくて可愛らしいものばかりで、一つ欲しくなる。


海女さん。


《海女牙彫根付》
線刻銘「蘭亭」
江戸時代・18世紀


幽霊さん。


《幽霊》
マイケル・バーチ
1976年



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