東京でカラヴァッジョ 日記

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「大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ」(国立新美術館)

2023年12月29日 | 展覧会(現代美術)
大巻伸嗣
Interface of Being 真空のゆらぎ
2023年11月1日~ 12月25日
国立新美術館
 
 大巻伸嗣(1971年生)の個展。入場無料。
 会期最後の金曜日の夜間開館時間帯に訪問する。
 大規模インスタレーション2点を主に見る。
 
 
《Gravity and Grace》
2023年、高さ7m × 直径4m
展示空間:50×8×8m
 
 会場に入ると。
 
 
 奥に向かって細長く広がる、大きな展示室。
 その奥のほうにポツンと設置される、大きな物体。
 この物体は「大きな壺」であるらしい。
 
 
 「大きな壺」の高さは7メートルとのことだから、展示室の天井高8メートルを最大限利用していると言えるだろう。
 しかし、直径4メートルの「壺」に、奥行き50メートルある展示場を用意して、端っこのほうに置いた意図は、分からない。
 
 
 
 
《Liminal Air Space - Time  真空のゆらぎ》
2023年、布の大きさ  36.8×15m
展示空間:24×41×8m
 
 
 カーテンが風で舞っている。
 それを超大仕掛けにして、大きな展示空間を暗くして。
 夜の大海原を表しているのだろうか。
 この仕掛けは、開館時間帯はずっと動いているのだなあ。閉館時間帯は止めて、開館前(どのくらい前?)にまた動かしているのだろう。
 
 
 
 
〈会場図〉
 
 会期中、展示空間でダンス・パフォーマンスなどの企画もあったようだ。
 


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