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来日歴のある出品作を確認する。 ー「メトロポリタン美術館展 2021-22年」

2021年11月25日 | メトロポリタン美術館展2021-22
   2021年11月から大阪にて開催中、2022年2月から東京にて開催予定の「メトロポリタン美術館展」。
 
メトロポリタン美術館展
西洋絵画の500年
2021年11月13日~2022年1月16日 大阪市立美術館
2022年2月9日〜5月30日 国立新美術館
 
 
   3章構成による65点の出品、うち46点が初来日だという。
 
第1章 15〜16世紀絵画 17点
第2章 17〜18世紀絵画 30点
第3章 19世紀絵画   18点
 
 ということは、19点が来日歴あり、どの作品なのか気になる。
 以下、メトロポリタン美術館サイトにより確認する。
 
 
 
確認1 来日歴のある作品数を章別に見ると?
 
 
 
 
 
 
 
 
第1章 17点のうち、2点
第2章 30点のうち、9点
第3章 18点のうち、8点
 
 
 
確認2 第1章で来日歴のある作品は?
 
 
 
 
 
 
 
 
ドッソ・ドッシ《人間の三世代》
2012-13年 東京都美術館
 「メトロポリタン美術館展 大地、海、空 - 4000年の美への旅」
 
 
ヴェロネーゼ《少年とグレイハウンド》
1970年 万国博美術館
 「万国博美術展 調和の発見」
 
 
 
確認3 第2章で来日歴のある作品は?
 
 
 
 
 
 
 
 
ベラスケス《男性の肖像》
1972年 東京国立博物館、京都市美術館
 「メトロポリタン美術館展」
 
 
クロード・ロラン《日の出》
2012-13年 東京都美術館
 「メトロポリタン美術館展 大地、海、空 - 4000年の美への旅」
 
 
ライスダール《穀物畑》
2012-13年 東京都美術館
 「メトロポリタン美術館展 大地、海、空 - 4000年の美への旅」
 
 
レンブラント《フローラ》
1976年 国立西洋美術館、京都国立博物館
 「全米美術館収集世界名作展:古代エジプトから現代まで」
2012-13年 東京都美術館
 「メトロポリタン美術館展 大地、海、空 - 4000年の美への旅」
 
 
ホッベマ《森の道》
2012-13年 東京都美術館
 「メトロポリタン美術館展 大地、海、空 - 4000年の美への旅」
 
 
ピーテル・デ・ホーホ 《女主人への支払い》
2008年 東京都美術館
 「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」
 
 
フラゴナール《二人の姉妹》
1980年 国立西洋美術館、京都市美術館
 「フラゴナール展」
 
 
ヴィジェ=ルブラン《ラ・シャトル伯爵夫人》
1972年 東京国立博物館、京都市美術館
 「メトロポリタン美術館展」
 
 
グアルディ《サン・マルコ湾から望むヴェネツィア》
1986年 静岡県立美術館「東西の風景画 : 静岡県立美術館開館記念展 : メトロポリタン美術館特別出品」、神戸市立博物館「西洋の風景展:ニューヨーク・メトロポリタン美術館特別出品」
 
 
 
確認4 第3章で来日歴のある作品は?
 
 
 
 
 
 
 
 
ターナー《ヴェネツィア、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂の前廊から望む》
2012-13年 東京都美術館
 「メトロポリタン美術館展 大地、海、空 -4000年の美への旅」
 
 
ジェローム《ピュグマリオンとガラテア》
1992年 埼玉県立近代美術館
 「開館10周年記念展 アダムとイヴ」
 
 
マネ《剣を持つ少年》
1972年 東京国立博物館、京都市美術館
 「メトロポリタン美術館展」
 
 
ルノワール《ヒナギクを持つ少女》
1989年 横浜美術館
 「メトロポリタン美術館名品展 - フランス美術500年 -」展
2017年 宮城県美術館
 「ルノワール展」
 
 
ドガ《踊り子たち、ピンクと緑》
1972年 東京国立博物館、京都市美術館
 「メトロポリタン美術館展」
1989年 横浜美術館
 「メトロポリタン美術館名品展 - フランス美術500年 -」展
 
 
ゴーギャン《タヒチの風景》
2009年 東京国立近代美術館
 「ゴーギャン展」
 
 
ゴッホ《花咲く果樹園》
1989年 横浜美術館
 「メトロポリタン美術館名品展 - フランス美術500年 -」
 
 
セザンヌ《ガルダンヌ》
2008-09年 横浜美術館、北海道立近代美術館
 「セザンヌ主義 父と呼ばれる画家への礼讃」
 
 
 
確認5 展覧会別に整理すると?
 
1970年 万国博美術館
「万国博美術展 調和の発見」
 ヴェロネーゼ《少年とグレイハウンド》
 
1972年 東京国立博物館、京都市美術館
「メトロポリタン美術館展」
 ベラスケス《男性の肖像》
 ヴィジェ=ルブラン《ラ・シャトル伯爵夫人》
 マネ《剣を持つ少年》
 ドガ《踊り子たち、ピンクと緑》 
 
1976年 国立西洋美術館、京都国立博物館
 「全米美術館収集世界名作展:古代エジプトから現代まで」
 レンブラント《フローラ》
 
1980年 国立西洋美術館、京都市美術館
「フラゴナール展」
 フラゴナール《二人の姉妹》
 
1986年 静岡県立美術館「東西の風景画 : 静岡県立美術館開館記念展 : メトロポリタン美術館特別出品」、神戸市立博物館「西洋の風景展:メトロポリタン美術館特別出品」
 グアルディ《サン・マルコ湾から望むヴェネツィア》
 
1989年 横浜美術館
「メトロポリタン美術館名品展 - フランス美術500年 -」
 ルノワール《ヒナギクを持つ少女》
 ドガ《踊り子たち、ピンクと緑》
 ゴッホ《花咲く果樹園》
 
1992年 埼玉県立近代美術館
「開館10周年記念展 アダムとイヴ」
 ジェローム《ピュグマリオンとガラテア》
 
2008年 東京都美術館
「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」
 ピーテル・デ・ホーホ 《女主人への支払い》
 
2008-09年 横浜美術館、北海道立近代美術館
「セザンヌ主義 父と呼ばれる画家への礼讃」
 セザンヌ《ガルダンヌ》
 
2009年 東京国立近代美術館
「ゴーギャン展」
 ゴーギャン《タヒチの風景》
 
2012-13年 東京都美術館
「メトロポリタン美術館展 大地、海、空-4000年の美への旅」
 ドッソ・ドッシ《人間の三世代》
 クロード・ロラン《日の出》
 ライスダール《穀物畑》
 レンブラント《フローラ》
 ホッベマ《森の道》
 ターナー《ヴェネツィア、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂の前廊から望む》
 
2017年 宮城県美術館
「ルノワール展」
 ルノワール《ヒナギクを持つ少女》
 
 
 なお、1972年、1986年、1989年、2012-13年のメトロポリタン美術館展が登場しているが、それ以外にも次のようなメトロポリタン美術館展が開催されている。
 
1977年 国立西洋美術館
「ニューヨーク・メトロポリタン美術館所蔵ロバート・レーマン・コレクション ルネッサンス装飾美術展」
 
2002-03年 京都市美術館、Bunkamuraザ・ミュージアム
「メトロポリタン美術館展 ピカソとエコール・ド・パリ」
 
 

来日歴トップは、2展3都市!
 レンブラント《フローラ》
 ドガ《踊り子たち、ピンクと緑》
 
久々来日トップは、1970年以来51年ぶり!
 ヴェロネーゼ《少年とグレイハウンド》
 
最直近来日は、2017年以来4年ぶり!
 ルノワール《ヒナギクを持つ少女》
 
 
 私的には、行った記憶がある展覧会は3展と少なく、その中でも見た記憶が残っている作品は、レンブラント《フローラ》1点くらいである。
 


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