東京でカラヴァッジョ 日記

美術館訪問や書籍など

ミュシャ《スラヴ叙事詩》を観に行く。ー ミュシャ展(国立新美術館)

2017年03月10日 | 展覧会(西洋美術)

ミュシャ展
2017年3月8日~6月5日
国立新美術館

 

   ミュシャと名がつく展覧会はこれまでスルーしてきた私。
   本展開催を知るまでその存在すら認識していなかった《スラヴ叙事詩》。
   全20点が一挙公開、しかも全点が超大型画面、に惹かれ、会期初日の開館時刻前に入場待ちの列に並んでしまう。

 

1  入場後、いきなり《スラヴ叙事詩》!


   いきなり、610×810cmの超大型画面、スラブ1《原故郷のスラブ民族》が登場。計6点、610×810cmが3点、405×480cmが3点が展示される第1エリア。
   皆さん、まずは《原故郷のスラブ民族》前で立ち止まり、想像以上の超大型画面に驚きつつ、鑑賞に適した立ち位置を模索する。で、エリア入口付近で滞留すること必至。

 

2  《スラヴ叙事詩》が撮影可能!


   なんと太っ腹な! 第3エリアに展示される《スラヴ叙事詩》、スラブ15、17〜20の計5点は、撮影可能。私も撮影させてもらった。
   本エリア、撮影熱心な皆さんで滞留すること必至。

 

3  《スラヴ叙事詩》以外のミュシャ作品も80点!


   《スラヴ叙事詩》全20点鑑賞のあと、80点の作品を鑑賞するルートとなっている。
   が、《スラヴ叙事詩》に企画展示室Eの大半のスペースが取られてしまったらしく、作品80点に与えられたスペースが点数の割には少ない。狭い。で滞留すること必至。

 

   

   私の訪問日は、会期初日午前中だからか、入場待ち時間こそないが、会場内は結構混雑。
   また、ミュージアムショップのレジ待ち行列も、1階の50分待ちほどではないが、結構な長さ。

   そんな感じなので、日本で人気の画家らしいミュシャ、会期が進むにつれ、どうなることか?

 

 

   以下、撮影可能な《スラブ叙事詩》5点。

 

スラブ15《イヴァンチツェの兄弟団学校》

 


スラブ17《聖アトス山》


スラブ18《スラブ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い》


スラブ19《ロシアの農奴制廃止》


スラブ20《スラブ民族の賛歌》



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