三菱創業150周年記念
三菱の至宝展
2021年6月30日〜9月12日
三菱一号館美術館
本展は当初、三菱創業150周年の年である2020年7〜9月に開催予定であったが、1年延期となったもの。
静嘉堂&東洋文庫の名品コレクション展。美術工芸品・古典籍など約100点。国宝12点、重要文化財31点が含まれる。多くが前後期で展示替えとなる。
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【本展の構成】
第1章 三菱の創業と発展-岩崎家4代の肖像
第2章 彌之助-静嘉堂の創設
→国宝6点を含む静嘉堂所蔵の日本・中国の美術工芸品
第3章 久彌-古典籍愛好家ら学術貢献へ
→国宝5点を含む東洋文庫所蔵の古典籍
第4章 小彌太-静嘉堂の拡充
→国宝「曜変天目」を含む静嘉堂所蔵の中国・朝鮮・日本の陶磁器
慶派《木造十二神将立像》1228年頃は、前後期3軀ずつの出品。
後方に見えるのは、1901年の「腰巻事件」で知られる黒田清輝《裸体婦人像》。
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後方に見えるのは、俵屋宗達の国宝《源氏物語関屋澪標図屏風》1631年 のうち「澪標図」。
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国宝《曜変天目(稲葉天目)》は、一室が用意されている。
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貴志孫太夫《プチャーチン来航図》1855年頃。プチャーチン(1803〜83)は、日露和親条約を締結したロシア海軍の元帥。その船は伊豆沖で安政の大地震に伴う大津波により大破するが、日本側の助力で代替船「ヘダ号」が建造される。公開は「ヘダ号」の進水式の場面。
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《おかめの面》は唯一撮影可能な展示品。岩崎彌太郎が明治の初め頃に店頭に掲げたという伝承があるという。何故か三菱UFJ銀行からの出品。
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7月8日開催のブロガー特別内覧会に参加。許可を得て撮影した会場風景画像を掲載させてもらった。関係者に感謝いたします。
ブロガーないらん会✨えらばれし方々への先行ひろうですね⤴✨✨すごい方がいっぱい来てそう・・
にしても、さすがみつびし👑持ち物が「国家規模」ですね!うちの家ぞくには歴女がいるので「プチャーチン」のに反応していました👀
ようへん天目は、背景のシャシンがかっこいいですね🎵
クリンたちも今度「聖徳太子展」に行こうと思って予約しました💡
コメントありがとうございます。
本展は、磁器、書写、古書籍、古地図、太刀などがメインで、絵画・彫刻は控えめと、私には高レベルの展示内容であるなか、プチャーチンは公開場面控えめですが楽しめました。
東博の聖徳太子展は予約未了ですが、国宝《天寿国繍帳》目当てに前期訪問を考えています。ブログで展覧会紹介いただけることを楽しみにしています。