東京でカラヴァッジョ 日記

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「美ら島からの染と織」展(渋谷区立松濤美術館)

2019年08月26日 | 展覧会(その他)
美ら島からの染と織
色と文様のマジック  
2019年8月10日~9月23日
渋谷区立松濤美術館
 
 
   高度な染織文化を誇った琉球王国。本展は、国宝の紅型をはじめとする琉球国王尚家伝来の染織品から人間国宝による現代の作品まで、沖縄の染織文化を紹介する。
   「通常の展覧会では国内各所からの出品が多いなか、本展覧会の出品はすべて制作地に直接由来する沖縄からのものであり、この点が大きな特色となります。」とのこと。
 
 
   地下1階の展示室。鮮やかな国宝の紅型ほか、琉球王国時代の衣装の数々が並ぶさまはなかなかの眺め。
 

 
 
国宝《白地霞枝垂桜燕文様紅型苧麻衣裳》
18〜19世紀、那覇市歴史博物館
(展示:〜8/25)
 
 
 
   琉球王国時代、王都の首里 (那覇)から久米島・宮古・八重山などの島々に王家の 着用する絣を発注する際には、「御絵図(みえず)」と呼ばれるデザイン図によって細かく指示がなされていたという。そのデザイン図帳も出品。
 
国宝《御絵図帳》7冊のうち3冊
18〜19世紀、那覇市歴史博物館
(期間中場面替え)
 
 

【本展の章立て】
第1章   紅型-沖縄の至高の染織品
第2章   沖縄の織物
第3章   多彩な染織品たち-着物以外の染織品  
第4章   沖縄染織の道具 
第5章   伝統を伝えて-現代の作品



   3期に分かれる本展(〜8/25、8/27〜9/8、9/10〜)、期ごとに大幅な展示替えがなされる予定。
 


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