先週の金曜日に、エコポイント事務局から6月末時点の申請状況が発表されました。
6月中に全国で約4万件の申請がされ、
これまでの累計は
新築 17,426件
リフォーム 64,408件
合計 81,834件
となっており、
この一カ月で件数は約2倍(5月末時点は42,131件)になりました。
発行済のポイントも58億ポイント(円)を超えています。
リフォーム1件あたりの平均発行ポイントは、49,000ポイント(円)
これで、単純計算すると、
この8万件余りにすべてポイントが発行された場合
約84億ポイント(円)になるかと思いますが、
それでも1000億円の予算の1割にもなりません。
果たして予算は使い切れるのでしょうか?
ちなみに、
エコポイントの対象は、
今年(平成22年)の12月31日までに着工または着手された工事で
ポイントの申請は
一戸建ての新築なら、平成23年6月30日まで
共同住宅(10階以下)の新築は平成23年12月31日まで
共同住宅(11階以上)の新築は平成24年12月31日まで
リフォームは平成23年3月31日までできます。
エコポイント制度は、経済対策の面も持っていますが、
その点では、対象を限定してしまったために、
恩恵を受けられる人が限られてしまっています。
活用が進まない=需要がない
ではないと思います。
6/18のブログで、自治体独自で行っているリフォーム助成の話を書きましたが、
対象を限定しないリフォーム助成の方が、
経済対策としての波及効果は高いと思います。
制度を継続するのであれば、範囲を拡大した制度にしてもらいたいものです。