歯科検診と音楽

先月も行われた障碍者施設の歯科検診に本日も行って来ました。

本日はＤｒが４人、衛生士さん２人、音楽２人

今、施設でヒットしている歌はどういう歌か、
どのような歌を好んでいるか～施設に電話を入れて先に情報の把握を
しておきました。

別にないということで・・
以前、別の施設で歌った、「手のひらを太陽に」「幸せなら手をたたこう」を、
今回はピアノの伴奏つきで歌いました。

先回は、ピアノの伴奏者が手を痛め、ピアノが弾けないということで
事前に録音したものでやりましたが、
今回は、伴奏つきでよかったと思います。
やはり、伴奏があると安心して進めることが出来、一人より二人・・
二人より三人～多いほど助かります。

反省する点
幸せ・・４番までですがもう一回りやればもっと皆さんと
接する事が出来たかな～と思いました。

どんな場所でも、人を重んじ、一人一人に声をかけていく事は
とても大事です。
こちらを向いてくれない重症の障碍を持つ人でも、目を合わせ、
肩を叩き、手を握り～そうする事で心が少しだけ通よわせることが
出来ました。
これが全ての療法の根本だと思います。

私たちがロビーにいると、ダウン症の男性が、
健康チェックの紙を見せてくれました。
とっても嬉しそうに～手のひらに～と歌ってくれています。
そして「又来てね～っ」と言ってくれました。
この一言が私にはとても重い大事な一声だと心に刻みました。

今日も此処に来られて良かった～
この様な機会を与えてもらえてよかった～

帰り道・・・運転をしながら顔が自然に緩んでいました。

こんな時、脚を早く手術して良かった～と心から思います。

痛みを我慢して皆さんの前に立つ事はきっと少なからず顔にでる事でしょう。
障碍を持つ皆さんは、とっても敏感です。
そんな姿で皆さんの前に立ってはいけないのだと思いました。

今日も一日ありがとう！！