10年の間に終末期の在宅クライエント10人に寄り添ってまいりました。
寛解者1名、
命の期限超え8人(6ヶ月から17ヶ月)
心筋梗塞1名
友人の医師のおかげで在宅音楽療法で寄り添得る事が出来、感謝しています。
その友人も、10月1日、16時28分、7年の遠忌を迎えます。
長い外国生活から帰国後、
「君の音楽を家まで配達してくれない?」
中学の頃からの友人であった彼、難病に侵されつつも医師として、静かに命を見守って来た彼。。
彼の心を受けつつ在宅音楽の配達に。。。
音楽で、心の手を取り、心を見つめ、最期まで寄り添ってみようと決め、勉強をした。
今でも鮮明に覚えているのは、父と同じ年のクライエントだった。
自分の生い立ち、家族の事、沢山話をしてくださった。
父の腎細胞癌の闘病と重なり、涙してしまった。。
涙は禁物なはずなのに。
しかし、クライエントは、「ありがとう、優しいね〜あなたは!」
その言葉が今でも忘れられない。
クライエントに提供する音楽は、ピアノだったり、キーボードだったり、オカリナだったり、
オートハープだったり。。
時にはご家族と歌ったり合奏したり。。
クライエントのご家族のケアー、寄り添いに気持ちを注ぐ事を大事にした。
一人のクライエントとの対話、寄り添い。。
私にはそれがあっていると。。
今後も、そんな自分でありたい!
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