絵画展と車椅子

毎年、年二回行われる院展、最終日にパートナーと一緒に鑑賞してきました。

最終日とあって人出を予測して会場で車椅子をお借りして会場内に入りました。
気に入った絵の前に立つと時間を忘れて見入る私ですが
今回はその余裕はありません。

車椅子は低いので頭上げないと見られない
自由に動き回る事が出来ない
人がぶつかってくる
ぶつかった人から「痛いなぁ～」っと言われる
遠慮をして後ろに行くと絵が見えない・・・

あああ～～～車椅子って大変なんだ！！
来なきゃよかったかなぁ～ボソ

でも、そんな複雑な心境の中一枚だけ心に残った絵があった！

瑠璃色の富士・・・・
富士の山の好きな私には作者がこう描いた心が何となくわかる気がしました。

うん、今日はこれで良いこれで良い・・先ほどの心境もぶっ飛びました。

外に出てあまったチケットを誰かに差し上げようと思ってみていましたが
なかなか声がかけられません。

とうとう・・・２枚は手元に残ってしまいました。
（実は障がい者手帳を見せると本人、介護者は、無料）

ベビーカーや車椅子優先のＥＶに乗りましたがドアーが開くと
人様の目線がいっせいに下を向く

あは～わたし～おじゃましまーす＠－－＠

べビーカーの乳児や幼児の気持ちがわかる気がしました。

ＥＶを待っていたら若い男性が
「寒くありませんか～お大事に～」・・嬉しかった！
目が合ったお子ちゃまには
「病気？おばあちゃんもこれに乗っているよ」
そして、クネクネ杖を見て「触ってもいい？？」

大人も子供も素直～心が行動に表れますね！！

昨日はよい体験をしました～

しかし、もうちょっと自由になるまで人ごみには
出かけないことに・・反省

もう一つ～分かっていた事ですが・・・
あるブランドがオープンしちょっと見ていこうかな～
凄い人・・杖で歩くのはすっごく怖かった・・
一緒にいたパートナーはハラハラ・・ごめんなさい。