あふれ出してしまいました。

この２週間、自分でもなんなくこなせると思っていた事が
なぜか段取りが悪く仕事や生活のリズムが回りませんでした。
身体中から出来ないことが溢れてしまったのです。

どうしてこんなに要領が悪いんだろうと・・・
もっと整理をしておけば良かったのですが
でも、これからはこれを教訓にやっていこうと思っています（反省）。

午前中～やっと家事を終え、弓の練習に行きました
＊道場に着くと先ず、弓を張ります（正確には弦を張ります）
　矢立箱に今日使う矢を出します。
　弦に矢をはめ落ちないかどうか（緩まないか）確かめます。
＊道場にモップをかけ、ポットにお水を入れて沸かす準備
そして、
＊安土に散水をし、的を５つかけて準備完了。
そんな準備が終わったら、着物に着替え着装を整え、身体をしゃんとして道場に入ります。
まだ誰も来ていなかったので、１人で射位に立ちました。
精神を集中して動作の一つ一つを大切に動くことに神経を使いました。

最初の１本は中りましたが２本目は６時に落ちてしまいました。
的があると気持ちがとらわれます。

じゃあ～と言うことで、的紙が張っていない枠を借りてきてそれをかけて練習をしてみました。
おお！良い感じです。
あの白黒の円がないのでなんだかすっきりと離れていきます（笑。

そんな練習をしていたら仲間がきて「あら～面白いことを～ぴあのんさんらしい」と言って笑っていました。
そうでしょ～的がはっきり見えないから狙いすぎるって事がないのです。

そうこうしている内にもう次の仕事の時間

♪コンサートで歌う「ドレミのうた」と「ビリーブ」の全体練習です。
生徒が８人しか来ない！
ちゃんとお手紙を渡したのに・・・先が案じられます。
練習をしなくても歌えると思うのでしょうか～
こういうのが私のストレスに・・。

練習をしている時に次の生徒さんが来ました。
全盲のＡさんです。
生徒に目をつむらせ、どんなに見える？っと聞きました。
何も見えないよ～真っ暗だよ～と小さな男の子が言いました。
そして私がＡさんと接する所作を生徒達は見ていました。

そこにいた生徒達の前でＡさんにピアノの演奏をしてもらい、
目が見えなくても心の目でピアノを弾くということを感じてもらったのです。
目がウルウルしていた生徒もいました。

今日、此処に来たみんなはとっても大事な経験をしたね。
今日の事を、この光景を忘れないでほしいと私は言いました。

バリアフリー～この言葉はまだまだ浸透してるように見えて
人の心の中には浸透していないように思います。
私が障害のある方を受け入れるのは、
音楽に区別も差別も垣根もない・・そんな教室をでありたいのです。
どんな人でもピアノを弾き歌い音を楽しむ～
こんな素晴らしいことはありません。

もっともっとバリアフリーのレスナーが増えるといいなぁ～と思っています。
しかし、それにはそういう生徒に対応するだけの勉強や知識が必要です。
私もまだまだ未熟ものですが・・

前向け～前～！です。
さて～いい日がいっぱい来ますように！