香りにつつまれて・・

車を駐車場に止めると、ふわ～っと香りが漂ってくる・・・

金木犀の花の香りです。

実家の門扉を開けるとき、この金木犀に、こんにちは～っと言ってしまいます。

木に挨拶なんて・・・

でも、言わずにはいられないほどいい香りで迎えてくれるのです。

この花を見ると決まって思いだす事があります。

いつも優しい笑顔で迎えてくれた義母、

いつも穏やかに音楽を聴いてくれていた義父の事を・・

この木には思いがいっぱい詰っているぴあのんです。

もうかれこれ４０年近い金木犀の木

毎年、花が終わると綺麗に剪定され来年を待っている・・

そしてまた、花をつけ優しい香りで包んでくれる。

一枝を教室の花瓶にさしてみた。

香りに包まれて音楽を聴いていると

自分の心も優しくなるような気がするのです。